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J-GLOBAL ID：201502212016650940   整理番号：15A0222432

クロマチンアクセシビリティ:ゲノムへの窓

Chromatin accessibility: a window into the genome

著者 (2件)： TSOMPANA Maria (State Univ. New York at Buffalo, NY, USA) ,  BUCK Michael J (State Univ. New York at Buffalo, NY, USA)
資料名： Epigenetics & Chromatin (Web)  (Epigenetics & Chromatin (Web))
巻： 7  号： Nov  ページ： 7:33 (WEB ONLY)  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： U7028A  ISSN： 1756-8935  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真核生物系統における転写活性化は,転写因子の結合によって,プロモーター,エンハンサー,サイレンサー,インスレーター,および遺伝子座制御領域におけるヌクレオソーム構成が破壊されることと密接に結びついている。そのため,制御DNA配列は,再構成されたクロマチンにおける開放された,または接近容易なゲノム部位と一致する。近年実施されるクロマチンクロマチンアクセシビリティ(chromatin accessibility)解析は,酵素を使うか化学的方法によりゲノムを分離し,接近容易領域または保護領域のいずれかを単離するために使用される。その後,単離されたDNAは次世代シークエンス・コンピュータ技術により定量化される。近年,差示的遺伝子発現,細胞増殖,機能分化,および疾患発症の原因となる,意味のあるエピジェネティック変化の同定を中心に,これらのアッセイ法は幅広く適用されている。本稿では,実験的留意点およびシークエンスデータ解析に特に注意を払いつつ,近年行われている全ゲノム的クロマチンアクセシビリティ解析の利点および問題点について議論する。本稿の最後では,クロマチン構造プロファイル決定の研究分野を進展させるために将来的に必要となる改善についての展望を述べることにする。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ゲノム ,  アクセシビリティ ,  調節遺伝子 ,  ヌクレオチド配列 ,  *遺伝学実験技術 ,  ヒストン ,  ヌクレオソーム ,  *クロマチン ,  *立体構造 ,  構造解析 ,  細胞遺伝現象 ,  遺伝子発現 ,  遺伝情報 ,  分子構造 ,  立体配座 ,  ヌクレオチド配列決定 ,  遺伝子発現調整 ,  エピジェネティックス制御 ,  クロマチンリモデリング ,  ハイスループットヌクレオチド配列決定法 ,  分子遺伝現象 ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝的調節 ,  エピジェネティック制御 ,  *クロマチンアクセシビリティ解析 ,  クロマチン再構成 ,  ハイスループット塩基配列決定 ,  立体構造解析

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝学研究法  (EC01020N)

タイトルに関連する用語 (2件)： ゲノム ,  窓