文献

J-GLOBAL ID：201502215268897433   整理番号：15A0891845

プラズマ照射水中のROS/RNSの生成特性

Generation characteristics of ROS/RNS in plasma-exposed water

著者 (7件)： 高橋一弘 (室蘭工大) ,  佐藤孝紀 (室蘭工大) ,  伊藤秀範 (室蘭工大) ,  川口秀樹 (室蘭工大) ,  TIMOSHKIN Igor (ストラスクライド大) ,  GIVEN Martin (ストラスクライド大) ,  MACGREGOR Scott (ストラスクライド大)
資料名： 電気学会プラズマ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PST-15  号： 28-38  ページ： 9-14  発行年： 2015年06月04日 
JST資料番号： Z0951A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： パルス放電,DCコロナ放電および大気圧プラズマジェットを水に照射した。充填層誘電体バリア放電(PB-DBD)のオフガスを水にバブリングし,水中の活性酸素種と活性窒素種を調べた。プラズマ曝露した水中にはH₂O₂,NO₂^-およびNO₃^-が検出されるが,PB-DBDの場合にはNO₂^-のみが検出される。この結果によれば,H₂O₂とNO₂^-を生成するには水近傍でプラズマを生成することが必要となる。H₂O₂とNO₂^-の最高生成効率は,パルスプラズマ曝露ではそれぞれ1.0μg/Lと0.23μg/Lである。一方PB-DBDのオフガスパージングの場合のNO₂^-最高生成効率は0.7μg/Lであった。

シソーラス用語： 放電 ,  *活性酸素 ,  窒素 ,  液体クロマトグラフィー ,  *コロナ放電 ,  *プラズマ曝露 ,  *無声放電 ,  *固定層 ,  活性窒素 ,  *活性窒素種 ,  大気圧放電
準シソーラス用語： *プラズマ照射 ,  プラズマ照射水 ,  *活性酸素種 ,  充填層 ,  *充填層誘電体バリア放電 ,  水中反応 ,  誘電体バリア放電

分類 (2件)： プラズマ応用  (BJ02110K) ,  液体・固体中の放電  (BJ03030E)

引用文献 (3件)：

• T. Sato, S. Ochiai and T. Miyahara: "Interaction mechanism between an argon plasma flow at atmospheric pressure and water", Proc. of Thermal Engineering Conf., No.09-33, pp.101-102 (2009) (in Japanese) 佐藤岳彦,落合史郎,宮原高志:「大気圧アルゴンプラズマ流と水の干渉機構」,日本機会学会熱工学コンファレンス,No.09-33,pp.101-102(2009)
• K. Takaki.: "Agricultural and Food Processing Applications of High-Voltage and Plasma Technologies", J.HTSJ, Vol.51, No.216, pp. 64-69 (2012) (in Japanese) 高木浩一:「高電圧・プラズマ技術の農業・食品分野への応用」,伝熱, Vol.51,No.216,pp64-69 (2012)
• C. A. J. van Gils, S. Hofmann, B. K. H. L. Boekema, R. Brandenburg and P. J. Bruggeman: "Mechanisms of bacterial inactivation in the liquid phase induced by a remote RF cold atmospheric pressure plasma jet", J. Phys. D., Vol.46, 175203 (2013)

タイトルに関連する用語 (4件)： プラズマ照射 ,  水中 ,  ROS ,  RNS