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J-GLOBAL ID：201502217555173112   整理番号：15A0937346

チャネル時変動環境下におけるマルチユーザMassive MIMOのユーザ間干渉抑圧のための空間自由度有効活用に関する検討

Effective Use of Spatial Dimension for Inter-user Interference suppression on Multiuser Massive MIMO under Time Varying Channel Environment

著者 (6件)： 太田厚 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  岩國辰彦 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  丸田一輝 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  白戸裕史 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  新井拓人 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  飯塚正孝 (NTT アクセスサービスシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 113(RCS2015 46-99)  ページ： 49-54  発行年： 2015年06月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者等はこれまで,Massive MIMOを用いたマルチユーザMIMO伝送において,冗長なアンテナ自由度を活用してヌル空間を拡張することによるユーザ間干渉(IUI:Inter User Interference)抑圧技術の提案を行ってきた。この方式はヌル空間の拡張によりチャネル時変動環境下におけるIUI抑圧効果を獲得することができるが,一方で,基地局アンテナ素子数の空間自由度に対して,ヌル形成に伴う希望信号の指向性形成利得の損失が若干多い傾向が見られていた。本稿では,具体的な基地局のアンテナ配置を想定し,実際に利用可能な空間自由度の程度を評価し,これらの有効な空間自由度とアンテナ設置位置の関係から,マルチユーザMIMOでの効率的なIUI抑圧方法について議論する。(著者抄録)

シソーラス用語： 経時変化 ,  利用者 ,  *通信方式 ,  *抑制 ,  チャネル ,  *自由度 ,  利用 ,  アンテナ ,  干渉測定 ,  干渉 ,  基地局 ,  *MIMO ,  マルチユーザ ,  マルチユーザ干渉 ,  有効利用
準シソーラス用語： ヌル干渉 ,  マルチユーザ間干渉 ,  *干渉抑圧 ,  時間変動 ,  有効活用

分類 (3件)： 移動通信  (ND08030H) ,  雑音一般  (ND04010J) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (10件)：

• 須山聡他,“高周波数帯を用いた超高速Massive MIMO伝送の基本特性,“信学技報,vol.113,no.456,RCS2013-348,pp.253-258,2014年3月.
• 小原辰徳 他,“高周波数帯を用いた超高速Massive MIMO伝送における固定ビームフォーミングと固有モードプリコーディングの結合処理,“信学技報,vol.114,no.86,RCS2014-83,pp.299-304,2014年6月.
• シン キユン 他,“リンクバジェットに基づいた高周波数帯における超高速Massive MIMO伝送の特性評価,“信学技報,vol.114,no.180,RCS2014-155,pp.97-102,2014年8月.
• 浅井裕介 他,“超高速無線LAN規格 IEEE 802.11acの概要とマルチユーザMIMOの実験的検証,“電子情報通信学会論文誌 B Vol.J97-B No.1 pp.1-18,2014年1月.
• 鷹取泰司 他,“次世代高速無線アクセスシステムへの下りリンクマルチユーザMIMO技術の適用,“信学論(B),vol.J93-B,no.9,pp.1127-1139,Sep.2010.

タイトルに関連する用語 (7件)： チャネル ,  環境 ,  マルチユーザ ,  MIMO ,  干渉抑圧 ,  自由度 ,  有効活用