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J-GLOBAL ID：201502241721157217   整理番号：15A0476563

お茶の香り 金沢の伝統食品「棒茶」の香気成分

Flavor of Boucha: traditional roasted tea in Kanazawa

著者 (3件)： 笹木哲也 (石川県工試) ,  道畠俊英 (石川県工試) ,  榎本俊樹 (石川県大 生物資源環境)
資料名： におい・かおり環境学会誌  (Journal of Japan Association on Odor Environment)
巻： 46  号： 2  ページ： 133-140  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： S0864A  ISSN： 1348-2904  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金沢で伝統的に発展した「棒茶」を取り上げて紹介した。茶茎を焙煎したほうじ茶の一種であるが,良質な1番茶を用いることで芳しく甘い香りを併せ持つのが特徴である。ここでは棒茶の香気成分に関する分析データをとりあげて紹介した。同一茶樹の葉と茎を焙煎して得られるほうじ茶と棒茶における2エチル-3,5-ジメチルピラジン含有量の比較を示した。またゲラニオール,リナロールの含有量の多さについて言及した。

シソーラス用語： *緑茶 ,  *芳香成分 ,  分析 ,  茎 ,  *ロースティング ,  石川県 ,  伝統食品 ,  鎖状モノテルペン
準シソーラス用語： *焙じ茶 ,  茎茶 ,  成分分析 ,  *焙煎 ,  金沢

分類 (1件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (3件)： 2-エチル-3,5-ジメチルピラジン ,  ゲラニオール ,  リナロール

引用文献 (16件)：

• 米沢喜六:(1976),"加賀茶業の流れ",北国出版社.
• 日本茶インストラクター協会:(2008),"日本茶のすべてがわかる本",p16,日本茶インストラクター協会.
• Yamanishi, T., Shimojo, S., Ukita, M., Kawashima, K. and Nakatania, Y.: Aroma of roasted green tea (Hoji-cha), Agric. Biol. Chem., 37, 2147-2153, (1973).
• 原 利男,久保田悦郎:ほうじ茶の焙焼による香気成分の変化,日本食品工業学会誌,26,283-286,(1973).
• Grosch, W.: Detection of potent odorants in foods by aroma extract dilution analysis, Trends Food Sci. Technol., 4, 68-73, (1993).

タイトルに関連する用語 (7件)： お茶 ,  香り ,  金沢 ,  伝統食品 ,  棒 ,  茶 ,  香気成分