抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国際宇宙ステーションから高高度発光現象・雷観測をおこなうJEM-GHMSミッションでの観測結果を用いて雷放電過程に関する検討・考察をおこなった。高高度発光現象は雷雲上空高度20~100kmで発生する過渡的発光現象であるが,詳しい地上観測は難しいため,本ミッションにより宇宙からからの天低観測を2012年11月からおこなっている。本稿では,最初に雷放電の全球分布について検討した。その結果,米大陸南部,アフリカ中部,東南アジアに多く存在していることを示した。続いて,フォトメータとVHF帯干渉計の相対的な検出効率を求め,その相違について考察した。さらに,フォトメータ発光強度とVHF帯干渉計によるVHF帯電磁波の受信頻度に関する事例解析をおこない,両者の間に相関性のあることを示した。