文献
J-GLOBAL ID:201502269961883170   整理番号:15A0539975

電気分解酸化水を用いる,長芋(Dioscorea spp.)の酵素的褐変防止

Prevention of Enzymatic Browning of Chinese Yam (Dioscorea spp.) Using Electrolyzed Oxidizing Water
著者 (4件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: C718-C728  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,切ったばかりの長芋『九斤黄』の酵素的褐変防止における電気分解酸化水(EOW)の効果について検討した。この阻害剤に今回の長芋を20°Cで,25分間浸漬させた。水道水(TW)処理のものと比べ,貯蔵72時間後において,色特性が著しく異なることを示した(P<0.05)。24時間時点で測定したところ,ポリフェノールオキシダーゼ(PPC,EC 1.10.3.1),ペルオキシダーゼ(POD,EC 1.11.1.7)および<sub>L</sub>-フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL,EC 4.3.1.5)の活性阻害が見られた。弱酸性電気分解水(SAEW)処理群では,TW処理群および中性電気分解水(NEW)処理群に比べ,没食子酸およびクロロゲン酸を含むフェノール酸類の含有量が高いことを示した。NEW処理群ではフェノール含有量が最も高かったが(P<0.05,24時間),SAEW処理群ではフラボノイド含有量が最も高いことを示した(P<0.05)。阻害剤未処理の長芋のPPOについて,K<sub>m</sub>値は0.0044mol/L,V<sub>max</sub>値は0.02627U/minを示し,K<sub>i</sub>値については,SAEW処理試料では15.6607μmol/L,クエン酸(CA)処理試料では2.3969μmol/Lを示した。今回の結果から,EOWは褐変阻害剤として有用であると考えられる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の品質  ,  野菜とその加工品 

前のページに戻る