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J-GLOBAL ID：201502273925546416   整理番号：15A0565772

好熱性L-乳酸発酵のための若いトウモロコシ由来の糖および栄養分の併用

Combined use of sugars and nutrients derived from young maize plants for thermophilic l-lactic acid fermentation

著者 (5件)： AKAO S. (Management of Social Systems and Civil Engineering, Graduate School of Engineering, Tottori Univ., 4-101 ...) ,  NAGARE H. (Graduate School of Environmental and Life Sci., Okayama Univ., JPN) ,  MAEDA M. (Graduate School of Environmental and Life Sci., Okayama Univ., JPN) ,  KONDO K. (Agriculture Unit, Natural Sciences Cluster, Res. and Education Fac., Kochi Univ., JPN) ,  FUJIWARA T. (Agriculture Unit, Natural Sciences Cluster, Res. and Education Fac., Kochi Univ., JPN)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 69  ページ： 440-446  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース系バイオマス発酵は,発酵のために栄養分のような補助材料を必要とする。バイオエタノールなどの低価格発酵製品では,栄養分の価格は無視できない。今回,バイオマス発酵のためにリグノセルロース系バイオマスに元々存在する物質の利用を考案した。若いデントコーンの茎葉をバイオマスとして用い,アルカリ前処理の前に水に茎葉を浸漬することで栄養分を回収し,続いて酵素的糖化および発酵を行った。これらの回収された栄養分を用いて行う好熱性L-乳酸発酵は,商業的に可能な代替法として利用できると思われた。同一トモロコシバイオマス由来の回収糖の発酵を行うためには回収栄養分の40%の量で十分であった。しかし,発酵のために必要な回収栄養分の量は,窒素あるいはリン添加酵母抽出液量のほぼ2倍近くであった。処理中の窒素およびリンのバランスから,栄養分を添加することが窒素およびリンの量に基づく発酵を促進するために重要であることが示唆された。今回の実験で得られた栄養分が,アルカリ,希酸および水熱法によって前処理されたバイオマスの発酵にとって有効であることが示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  葉 ,  *栄養素 ,  リグノセルロース ,  *バイオマス ,  *発酵 ,  脂肪族アルコール ,  *生物燃料 ,  *アルカリ処理 ,  酵素的分解 ,  *糖化 ,  Bacillus coagulans ,  乳酸発酵 ,  炭水化物 ,  *農業廃棄物
準シソーラス用語： 茎葉 ,  *栄養分 ,  デントコーン ,  *リグノセルロース系バイオマス ,  バイオエタノール ,  アルカリ前処理 ,  酵素的糖化 ,  好熱性L-乳酸発酵 ,  糖

分類 (3件)： トウモロコシ  (FC03034D) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： L-乳酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 好熱性 ,  乳酸発酵 ,  トウモロコシ ,  糖 ,  栄養分 ,  併用