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J-GLOBAL ID：201502287070097725   整理番号：15A0145319

イチゴの個別包装容器の開発

Containers for Individual Packaging of Strawberries

著者 (3件)： 紺屋朋子 (農研機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  貝沼秀夫 (農研機構 生物系特定産業技術研究支援セ) ,  藤岡修 (農研機構 生物系特定産業技術研究支援セ)
資料名： 農業食料工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers)
巻： 77  号： 1  ページ： 51-57  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： G0975A  ISSN： 2188-224X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 軟弱果実であるイチゴの品質を低下させずに輸送できる容器として,1果ずつ包装する個別包装容器を開発した。容器は,上蓋と下蓋の一辺が連結された二枚貝のような形状で,容器の一部で果柄を把持して保持し,果実に触れるものがない状態で果実を包装できる。容器の品質保持性能を確認するために,貯蔵試験,輸送試験を実施した。その結果,質量減少率,損傷発生割合が慣行の包装形態に比べて低く,個別包装容器は品質保持に有効であると考えた。また,個別包装容器に関する意見を収集し,個別包装容器はこれまで輸送の難しかったイチゴの輸送に貢献できる見通しを得た。(著者抄録)

シソーラス用語： *イチゴ ,  *食品包装 ,  *包装容器 ,  包装技法 ,  茎 ,  *果物 ,  *把持【操作】 ,  生鮮食品
準シソーラス用語： 果柄

分類 (2件)： 食品包装  (FJ02030B) ,  園芸食品一般  (FJ11010D)

引用文献 (17件)：

• 馬場紀子,江島亜祐子,大石高也,折野太陽,車政弘,安武正剛,宮崎良忠,樺島勝,渡邊健太郎,2012.宙吊り型イチゴ用出荷容器の開発第1報.福岡県農業総合試験場研究報告,31,27-31.
• 後藤昌弘,後藤隆子,茶珍和雄,1998.100%CO₂処理がイチゴ果実の硬度および貯蔵性に及ぼす影響.日本食品保蔵科学会誌,24(3),159-163.
• 後藤(三船)隆子,後藤昌弘,茶珍和雄,岩田隆,1995.高濃度CO₂短期間処理がイチゴ果実の品質に及ぼす影響.日本食品科学工学会誌,42(3),30-36.
• Ishikawa, Y., Kitazawa, H., Shiina, T., 2009. Vibration and Shock Analysis of Fruit and Vegetables Transport. Japan Agricultural Research Quarterly, 43 (2), 129-135.
• 北澤裕明,石川豊,中村宣貴,椎名武夫,2008.イチゴ輸送中の損傷を防止する新たな包装形態.日本食品保蔵科学会誌,34(1),19-23.

タイトルに関連する用語 (3件)： イチゴ ,  包装容器 ,  開発