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J-GLOBAL ID：201502295972567840   整理番号：15A0242090

水溶性チタン錯体および分子制御剤を使用した酸化チタンの結晶構造,モルフォロジーおよび機能性の設計

Design of crystal structures, morphologies and functionalities of titanium oxide using water-soluble complexes and molecular control agents

著者 (4件)： KOBAYASHI Makoto (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  OSADA Minoru (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  KATO Hideki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KAKIHANA Masato (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Polymer Journal  (Polymer Journal)
巻： 47  号： 2  ページ： 78-83  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然は,周囲温度および圧力下,水を媒体として優れた物理的および化学的特性を有する材料を生成する。高機能でコンパクトな材料のための現在の必要性は,これら材料を製造するため,自然プロセスの模倣による非常に興味深いアプローチにし,機能材料を得るためだけでなく,環境負荷を低減させた。著者らの研究グループは,媒体として水を使用し,材料を合成するための自然のプロセスに従った新しい安定な水溶性化合物の開発を実施した。この論文で,ルチル型酸化チタンの水熱合成,形状制御剤として有機分子を用いることによる結晶形態の形状制御,ならびにそれらの推定形成機構および異常形状酸化チタン結晶の優れた誘電特性を要約した。水溶性チタン錯体を用いたルチル型酸化チタンの水熱合成を要約している。これらの結果を考察することにより,著者らはナノおよびマクロ構造の制御および機能の改善が,新規前駆体化合物の開発によって達成されることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *結晶構造 ,  *モルフォロジー ,  *分子設計 ,  *チタン錯体 ,  水溶性 ,  ルチル型結晶 ,  前駆体 ,  水熱合成 ,  結晶成長 ,  鋳型反応 ,  錯体生成 ,  配位子効果 ,  結晶形態 ,  誘電性 ,  誘電率 ,  アナターゼ ,  アナターゼ型結晶 ,  ルチル ,  八面体 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  オクタヘドラル ,  水酸基

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U)

物質索引 (1件)： グリコール酸

引用文献 (59件)：

• Kamihara, Y., Watanabe, T., Hirano, M., Hosono, H. Iron-based layered superconductor La[O_1-xF_x]FeAs (x = 0.05-0.12) with T_c = 26 K. J. Am. Chem. Soc. 130, 3296-3297 (2008).
• Takahashi, H., Igawa, K., Arii, K., Kamihara, Y., Hirano, M., Hosono, H. Superconductivity at 43 K in an iron-based layered compound LaO_{1_x}F_xFeAs. Nature 457, 376-378 (2008).
• Haruta, M., Kobayashi, T., Sano, H., Yamada, N. Novel gold catalysts for the oxidation of carbon monoxide at a temperature far below 0 °C. Chem. Lett. 16, 405-408 (1987).
• Haruta, M. Size- and support-dependency in the catalysis of gold. Catal. Today 36, 153-166 (1997).
• Kato, T., Sakamoto, T., Nishimura, T. Macromolecular templating for the formation of inorganic-organic hybrid structures. MRS Bull. 35, 127-132 (2010).

タイトルに関連する用語 (6件)： 水溶性 ,  チタン錯体 ,  酸化チタン ,  結晶構造 ,  モルフォロジー ,  設計