抄録/ポイント: 抄録/ポイント
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日常生活に花を取り入れることは,心を豊かにする。日本では,花を多様な材料と組み合わせて構成し鑑賞する芸術として華道があり,同様の生け花は海外でも幅広く好まれている。しかし,一般的には華道は親しみにくい存在であり,生け花に取り組むまでに敷居が高いのが現状である。そこで本研究では,手元の花材から,生け花のレイアウトをシミュレーションし,生ける手順をユーザに提示することで,誰でも簡単に生け花を作成できる,生け花支援システムCADo(きゃどう)を提案し実装した。CADoのシミュレーションでは,華道の法則である「たてるかたち」,「かたむけるかたち」,「集中的な構成」の3種の形に対して華道アルゴリズムを構築し,適用した。そして,CADoのユーザビリティおよび有用性を確認するために,ヨーロッパ圏の女性を対象とした評価実験を行った。(著者抄録)