特許
J-GLOBAL ID:201503001493690353

海苔製造システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高松 宏行 ,  高松 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-008271
公開番号(公開出願番号):特開2015-136306
出願日: 2014年01月21日
公開日(公表日): 2015年07月30日
要約:
【課題】乾燥室における海苔乾燥の仕上がりをより向上できる海苔製造装置の湿度管理装置および湿度管理方法を提供することを目的とする。【解決手段】海苔製造装置が設置される小屋20の天井部に排ガスを小屋20の外部へ排出する第1のファンF1を設ける。また小屋20の側部に乾燥した外気を小屋20内に導入する第2のファンF2を設ける。乾燥室10内の湿度を湿度センサSによって測定し、湿度が高すぎるときは第1のファンF1による排ガスの排出風量を増大させるとともに、第2のファンF2による外気の導入風量を増大させるように制御部40により第1のファンF1と第2のファンF2を制御する。これと反対に、乾燥室10内の湿度が低すぎるときは、第1のファンF1による排ガスの排出風量と第2のファンF2による外気の導入風量を減少させることにより、乾燥室10内の湿度を適正に保ち、仕上りのよい乾海苔を生産する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
小屋の内部に設置される海苔製造装置の湿度管理装置であって、海苔製造装置は複数枚の簀を張設した簀ホルダーを、コンベアにより搬送しながら抄部において簀上に生海苔をシート状に薄く抄き上げ、次いで簀ホルダーを脱水部へ移動させて抄き上げられた生海苔を脱水し、次いで簀ホルダーを乾燥室内に搬入し、乾燥室内を簀ホルダーをコンベアにより搬送しながら簀に展着する生海苔を乾燥させた後、乾海苔を剥部において簀から剥ぎ取り、また乾燥室の側部に設けられた空気加熱装置によって加熱された空気を乾燥室の下部へ送り込んで乾燥室の内部を吹き上げ、小屋の天井部に設けられた第1のファンにより排ガスを小屋の外部へ排出し、また第2のファンにより乾燥した外気を小屋の内部へ導入するようにした海苔製造システムにおいて、 外部の乾燥した外気を小屋内に導入する第2のファンと、乾燥室内の湿度を測定する湿度測定手段又は温度を測定する温度測定手段と、この湿度測定手段又は温度測定手段から送信される湿度データ又は温度データに基づいて前記第1のファンと前記第2のファンの風量を制御する制御部とを備え、 制御部は、乾燥室内の湿度が高いとき又は温度が高いときには第1のファンによる排ガスの排出風量を増大させるとともに第2のファンによる外気の導入風量を増大させ、また乾燥室内の湿度が低いとき又は温度が低いときには第1のファンによる排出風量を減少させるとともに第2のファンによる外気の導入風量も減少させることにより、乾燥室内の湿度と温度を適正に保つようにしたことを特徴とする海苔製造装置の湿度管理装置。
IPC (1件):
A23L 1/337
FI (1件):
A23L1/337 103Z
Fターム (5件):
4B019LC04 ,  4B019LE01 ,  4B019LP07 ,  4B019LT52 ,  4B019LT56
引用特許:
出願人引用 (12件)
全件表示
審査官引用 (19件)
全件表示

前のページに戻る