特許
J-GLOBAL ID:201503004928264024

潤滑剤の劣化度評価装置及び劣化度評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小島 清路 ,  平岩 康幸 ,  鈴木 勝雅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-016164
公開番号(公開出願番号):特開2015-141186
出願日: 2014年01月30日
公開日(公表日): 2015年08月03日
要約:
【課題】潤滑油やグリース等、潤滑剤の劣化度の評価精度を向上させ、小型で持ち運び容易な潤滑剤の劣化度評価装置、及び劣化度評価方法を提供する。【解決手段】劣化度評価装置1は、発光素子6から発光された赤外線をATR結晶7内に入射して減衰全反射通過させ、受光素子8により赤外線を検出する検出部2と、検出された赤外線強度に基づいて潤滑剤の劣化度を評価する評価部3と、を備え、検出部には、潤滑剤の劣化度に相関して変動する帯域を透過させる第1フィルタ9aと、劣化度との相関による変動が小さい帯域を透過させる第2フィルタ9bとが挿入可能であり、評価部は、第1フィルタが挿入されたときの第1検出強度を第2フィルタが挿入されたときの第2検出強度に基づいて補正して、潤滑剤の劣化度を評価するように構成される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
潤滑剤の劣化度を評価する潤滑剤の劣化度評価装置であって、 発光素子から発光された所定帯域の赤外線をATR結晶内に入射して減衰全反射通過させ、当該通過させた赤外線を受光素子によって受光することにより、その強度を電気的に検出する検出部と、 前記検出部により検出された赤外線の強度に基づいて前記潤滑剤の劣化度を評価する評価部と、を備え、 前記検出部には、前記発光素子と前記受光素子の間の光路上に、固有の帯域の赤外線を透過させる帯域フィルタを挿入可能であり、 前記帯域フィルタは、試料となる潤滑剤の劣化度に相関して変動する波数を含む帯域を前記固有の帯域とする第1フィルタと、前記第1フィルタの前記固有の帯域に比して前記劣化度との相関による変動が小さい帯域を前記固有の帯域とする第2フィルタと、が設けられており、 前記検出部は、前記ATR結晶の一面に前記試料となる潤滑剤が塗布された状態で、前記発光素子と前記受光素子の間の光路上に、前記第1フィルタと、前記第2フィルタと、を別々に挿入したときの赤外線の強度をそれぞれ検出し、 前記評価部は、前記第1フィルタが挿入されたときに検出された赤外線の強度である第1検出強度を、前記第2フィルタが挿入されたときに検出された赤外線の強度である第2検出強度に基づいて補正し、該補正された第1検出強度に基づいて前記潤滑剤の劣化度を評価することを特徴とする潤滑剤の劣化度評価装置。
IPC (1件):
G01N 21/35
FI (1件):
G01N21/35 Z
Fターム (8件):
2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059EE01 ,  2G059EE11 ,  2G059HH01 ,  2G059JJ03 ,  2G059KK01 ,  2G059KK09
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (9件)
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