特許
J-GLOBAL ID:201003024145972828

特定物質検知装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-206674
公開番号(公開出願番号):特開2010-043885
出願日: 2008年08月11日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】簡便な構造と処理により、広く設置可能な大きさと価格をもち、エチルアルコール等の物質の特定を即時になし得ることを可能とする。【解決手段】撮像制御部40は、被写体からの特定物質の吸収波長を含む吸収波長帯域λ1,λ2の赤外光を波長可変フィルタ14により選択的に透過させて赤外線カメラ12に結像して測定した信号データL1,L2をメモリ24に記憶し、また、被写体からの特定物質の吸収波長ではない波長を含む参照波長帯域(λ3)の赤外光を同様に測定して信号データL3をメモリ24に記憶する。計算部42はメモリ24に記憶された測定データ(L1,L2,L3)のベクトルと、メモリに予め記憶された基準データ(R1,R2,R3)のベクトルのなす角θとして特定物質の確率度を算出する。判定部44は特定物質の確率度が所定の閾値以下の場合に特定物質の検出を判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
赤外線波長帯域に感度を有する受光素子と、 被検体を前記受光素子に結像させる光学系と、 前記被写体からの特定物質の吸収波長を含むm個の吸収波長帯域(λ1,λ2・・・λm)の赤外光を選択的に透過させる吸収波長フィルタリング手段と、 前記被写体からの特定物質の吸収波長ではない波長を含むn個の参照波長帯域(λm+1,λm+2・・・λm+n)の赤外光を選択的に透過させる参照波長フィルタリング手段と、 前記m個の吸収波長フィルタリング手段を透過して結像された被写体の測定データ(L1,L2・・・Lm)、及び前記n個の参照波長フィルタリング手段を透過して結像された被写体の測定データ(Lm+1,Lm+2・・・Lm+n)を、メモリに格納する信号処理部と、 前記メモリに記憶された特定物質のm個の吸収帯域フィルタリング手段およびn個の参照帯域フィルタリング手段による測定データ(L1,L2,・・・Lm,Lm+1・・・Lm+n)と、前記メモリに予め記憶された基準データ(R1,R2,・・・Rm,Rm+1・・・Rm+n)に基づいて、被検体に存在する特定物質の確率度を算出する計算部と、 前記特定物質の確率度が所定の閾値以下の場合に特定物質の検出を判定する判定部と、 を備えたことを特徴とする特定物質検知装置。
IPC (2件):
G01N 21/35 ,  B60R 11/04
FI (2件):
G01N21/35 Z ,  B60R11/04
Fターム (28件):
2G059AA05 ,  2G059BB01 ,  2G059CC15 ,  2G059EE01 ,  2G059EE11 ,  2G059FF04 ,  2G059HH01 ,  2G059JJ03 ,  2G059JJ05 ,  2G059JJ11 ,  2G059KK04 ,  2G059KK09 ,  2G059MM01 ,  2G059MM05 ,  2G059MM10 ,  2G059NN01 ,  2G059PP02 ,  3D020BA20 ,  3D020BC02 ,  3D020BE03 ,  3D037FA03 ,  3D037FB09 ,  3D037FB10 ,  3D037FB14 ,  4C038KK00 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KX01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 炎検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-389821   出願人:ホーチキ株式会社
  • 炎検出器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-153393   出願人:ホーチキ株式会社
審査官引用 (14件)
  • 光学的測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-027580   出願人:株式会社チノー
  • 遠隔化学物質同定処理システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2004-515699   出願人:ファーストレスポンダーシステムズアンドテクノロジー,エルエルシー
  • 特開平1-161123
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