特許
J-GLOBAL ID:201503007194366393

円筒形ワークの形状計測方法、及び円筒形ワークの形状計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安田 敏雄 ,  安田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-155699
公開番号(公開出願番号):特開2015-025745
出願日: 2013年07月26日
公開日(公表日): 2015年02月05日
要約:
【課題】円筒形ワークのエッジ特徴量を検出する関心領域が、熱間圧延中に形状が変更される円筒形ワークに則して可変であり且つ自動的に設定され、エッジ特徴量を用いて円筒形ワークの3次元形状を計測する形状計測方法及び形状計測装置を提供する。【解決手段】本発明の円筒形ワークの形状計測方法は、円筒形ワークWの端部を軸方向一方側から2台の撮像手段12で撮像し、その画像において円筒形ワークWの一方側端部の一部を包囲し且つ一方側端部外径エッジWaと内径エッジWb及び他方側端部内径エッジWcを含む設定領域Xを設定し、設定領域X内で各エッジWa,Wb,Wcに対応するエッジ特徴量を算出し、エッジ特徴量を含む関心領域Yが設定領域X内でそれぞれ自動的に設けられ、各関心領域Yは円筒形ワークWの形状が変化するたびに移動し、各関心領域Y内の画像特徴量を用いてステレオ法で円筒形ワークWの3次元形状を求める。【選択図】図3
請求項(抜粋):
径方向に圧下されて拡径される円筒形ワークの端部形状を軸方向一方側から2台の撮像手段を用いて撮像し、ステレオ法により前記円筒形ワークの3次元形状を求める円筒形ワークの形状計測方法であって、 前記撮像手段を用いて、前記円筒形ワークの一方側端部の外径エッジと、前記円筒形ワークの一方側端部の内径エッジと、前記円筒形ワークの他方側端部の内径エッジとが含まれている画像を撮像する撮像工程と、 前記撮像工程で撮像された画像において、前記円筒形ワークの一方側端部のうち一部を包囲し、且つ前記一方側端部の外径エッジと前記一方側端部の内径エッジと前記他方側端部の内径エッジとの全てを含む設定領域を設定する領域設定工程と、 前記領域設定工程で設定された設定領域内において、前記一方側端部の外径エッジ、前記一方側端部の内径エッジ、及び前記他方側端部の内径エッジに対応するエッジ特徴量をそれぞれ算出するエッジ特徴量算出工程と、 前記一方側端部の外径エッジに対応するエッジ特徴量が検出された位置のみを含み且つ所定の高さ及び幅とされる第1の関心領域と、前記一方側端部の内径エッジに対応するエッジ特徴量が検出された位置のみを含み且つ所定の高さ及び幅とされる第2の関心領域と、前記他方側端部の内径エッジに対応するエッジ特徴量が検出された位置のみを含み且つ所定の高さ及び幅とされる第3の関心領域と、が前記設定領域内でそれぞれ重ならないように自動的に設けられると共に、熱間圧延中の前記円筒形ワークの形状が変化するに則して、各関心領域が自動で移動するように設定される関心領域自動設定工程と、 前記関心領域自動設定工程で設定された第1の関心領域、第2の関心領域、及び第3の関心領域内での画像特徴量を用いて、ステレオ法により前記円筒形ワークの3次元形状を求める形状計測工程と、 有することを特徴とする円筒形ワークの形状計測方法。
IPC (1件):
G01B 11/24
FI (1件):
G01B11/24 K
Fターム (14件):
2F065AA53 ,  2F065BB08 ,  2F065FF05 ,  2F065FF09 ,  2F065FF42 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ26 ,  2F065LL22 ,  2F065PP13 ,  2F065QQ13 ,  2F065QQ15 ,  2F065QQ29 ,  2F065QQ32 ,  2F065QQ33
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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