特許
J-GLOBAL ID:201503026381251774
IgY特異的結合ペプチド及びそれによるIgYの精製法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
平木 祐輔
, 藤田 節
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-212343
公開番号(公開出願番号):特開2015-073488
出願日: 2013年10月09日
公開日(公表日): 2015年04月20日
要約:
【課題】IgY特異的結合ペプチドを提供する。【解決手段】式: (X1-3)-C-(X5)-W-(X7-11)-W-(X13)-C-(X15-17)(式中、X1-3のうちX1とX3、及びX15-17は、独立に、システイン残基以外の任意のアミノ酸残基であり、X2は、システイン残基であってもよい任意のアミノ酸残基であり、Cはシステイン残基であり、X5は、T、D、V、S又はEのアミノ酸残基であり、Wは、トリプトファン残基であり、X7-11は、アミノ酸配列(S、T、R又はN)-(S、A、K又はR)-(I、A、V、T又はG)-(V、Y、T、R又はS)-(G又はD)であり、X13は、V、L、D、S、M、T又はRのアミノ酸残基である)によって表される、17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、4位と14位のシステイン残基間でジスルフィド結合を形成しており、並びに、トリIgYと結合可能であることを特徴とするペプチド、該ペプチドを使用するIgYの分析又は精製方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
下記の式(I):
(X1-3)-C-(X5)-W-(X7-11)-W-(X13)-C-(X15-17) (I)
(式中、X1-3のうちX1とX3は、独立に、システイン残基以外の任意のアミノ酸残基であり、X2は、システイン残基であってもよい任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
X5は、T、D、V、S又はEのアミノ酸残基であり、
Wは、トリプトファン残基であり、
X7-11は、アミノ酸配列(S、T、R又はN)-(S、A、K又はR)-(I、A、V、T又はG)-(V、Y、T、R又はS)-(G又はD)であり、
X13は、V、L、D、S、M、T又はRのアミノ酸残基であり、並びに、
X15-17の3個のアミノ酸残基は、独立に、システイン残基以外の任意のアミノ酸残基である)
によって表される、17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、4位のシステイン残基と14位のシステイン残基との間でジスルフィド結合を形成しており、並びに、トリIgYと結合可能であることを特徴とするペプチド。
IPC (7件):
C12N 15/09
, C07K 19/00
, C07K 7/08
, C07K 17/02
, C07K 7/64
, G01N 33/53
, G01N 33/531
FI (8件):
C12N15/00 A
, C07K19/00
, C07K7/08
, C07K17/02
, C07K7/64
, G01N33/53 N
, G01N33/53 D
, G01N33/531 A
Fターム (28件):
4B024AA11
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA06
, 4B024DA12
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B024HA08
, 4B024HA11
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA17
, 4H045BA32
, 4H045BA41
, 4H045BA61
, 4H045CA01
, 4H045CA40
, 4H045EA60
, 4H045FA20
, 4H045FA74
, 4H045FA80
, 4H045GA25
引用文献:
審査官引用 (8件)
-
Biochimica et Biophysica Acta, 2011, Vol.1814, pp.889-899
-
Biotechnol. Lett., 20130521, Vol.35, pp.1441-1447
-
Journal of Immunological Methods, 2012, Vol.380, pp.73-76
-
THE JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY, 20121214, Vol.287, No. 51, pp.43126-43136
-
Peptide Science 2013, 201403, pp.419-420
-
IMAMURA, A., et al.,Identification of Chicken IgY-Specific Binding Peptide from Random Peptide Libr, 20131010, p.276
-
Veterinary Microbiology (2001) Vol.81, pp.165-179
-
J. Biol. Chem. (2009) Vol.284, No.15, pp.9986-9993
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