特許
J-GLOBAL ID:201503042676593222

柱梁溶接継手およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫 ,  富田 哲雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-216719
公開番号(公開出願番号):特開2015-077618
出願日: 2013年10月17日
公開日(公表日): 2015年04月23日
要約:
【課題】現場形式でも工場形式でも容易で安価な作業で耐震性能にすぐれた柱梁溶接継手を提供することにある。【解決手段】柱梁溶接継手1Aは、ウエブ3と上スカラップ6を有する上フランジ4と下スカラップ7を有する下フランジ5とでH型の断面が形成された梁部材2と、柱部材31Aと、前記柱部材の側面と前記上フランジの端面との突合せ位置に形成した溶接金属部10による上部完全溶け込み溶接部8Aと、前記柱部材の側面と前記下フランジの端面との突合せ位置に形成した架橋用裏波溶接部に設けた溶接金属部による下部完全溶け込み溶接部9Aと、前記下スカラップの前記下フランジに当接する下スカラップ底SLから前記柱部材側、前記柱部材と反対側、および、前記ウエブの厚さ方向の両側に、肉盛溶接によって形成された下部肉盛溶接部13とを備える構成とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
柱部材と、 ウエブとそのウエブの上端部側および下端部側に設けられた上フランジおよび下フランジとでH型の断面が形成された梁部材と、 前記ウエブの上端部を前記柱部材側で一部切り欠いて形成された上スカラップと、 前記ウエブの下端部を前記柱部材側で一部切り欠いて形成された下スカラップと、 前記柱部材の側面と前記上フランジの端面との突合せ位置に形成した溶接金属部による上部完全溶け込み溶接部と、 前記柱部材の側面と前記下フランジの端面との突合せ位置に裏当て金なしで形成された架橋用裏波溶接部、及び、この架橋用裏波溶接部に開先内充填積層して形成した溶接金属部による下部完全溶け込み溶接部と、 前記下スカラップの前記下フランジに当接する下スカラップ底から前記柱部材側、前記柱部材と反対側、および、前記ウエブの厚さ方向の両側に、肉盛溶接によって形成された下部肉盛溶接部とを備えることを特徴とする柱梁溶接継手。
IPC (4件):
B23K 9/00 ,  B23K 9/173 ,  B23K 9/04 ,  B23K 35/30
FI (4件):
B23K9/00 501B ,  B23K9/173 A ,  B23K9/04 H ,  B23K35/30 340A
Fターム (9件):
4E001BB09 ,  4E001DB03 ,  4E001EA05 ,  4E001EA07 ,  4E081YB02 ,  4E081YX02 ,  4E081YX03 ,  4E081YX05 ,  4E081YX15
引用特許:
審査官引用 (7件)
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