特許
J-GLOBAL ID:201503085999661910

電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-259291
公開番号(公開出願番号):特開2015-111573
出願日: 2014年12月22日
公開日(公表日): 2015年06月18日
要約:
【課題】溶接時におけるプルームによる蓋部材上の部材の焼けが生じないようにした電池およびその製造方法を提供する。【解決手段】電池は,蓋部材113の外面側に対外端子部材と絶縁部材180とを有し,絶縁部材180と蓋部材113との間隔が,蓋部材113の短辺よりも長辺において小さく,蓋部材113の外面113eと電池ケース本体111の開口端面とに跨る溶接痕160が蓋部材113の全周にわたって形成されているものである。ここで溶接痕160は,蓋部材113の長辺上のうち絶縁部材180に対面する区間では,蓋部材113の外面113eおよび電池ケース本体111の開口端面のみならず電池ケース本体111の外側面111sにも及んでおり,それ以外の区間では,蓋部材113の外面113eと電池ケース本体111の開口端面とにわたるとともに電池ケース本体111の外側面111sには及んでいない。【選択図】図11
請求項(抜粋):
発電要素を内蔵するとともに一方が開口した扁平形状の電池ケース本体と,長辺部と短辺 部とを有する形状であり前記電池ケース本体の開口部を塞ぐ蓋部材とを有する電池におい て, 前記電池ケース本体内で前記発電要素に接続するとともに部分的に外部に露出する,前 記蓋部材を貫通して設けられた対外端子部材と, 少なくとも前記蓋部材の外面側に配置され,前記対外端子部材を前記蓋部材から絶縁す る絶縁部材とを有し, 前記絶縁部材の縁辺と前記蓋部材の長辺との間隔が,前記絶縁部材の縁辺と前記蓋部材 の短辺との間隔より小さく, 前記蓋部材は,前記電池ケース本体の開口部にはめ込まれており, 前記蓋部材の外面と前記電池ケース本体の開口端面とに跨る溶接痕が前記蓋部材の全周 にわたって形成されることで,前記蓋部材が前記電池ケース本体に固定されるとともに前 記電池ケース本体の内部が外界から密閉されており, 前記蓋部材の長辺上のうち少なくとも前記絶縁部材に対面する区間は,前記溶接痕が, 前記蓋部材の外面および前記電池ケース本体の開口端面のみならず前記電池ケース本体の 外側面にも及んで形成されている幅広溶接痕区間とされていることを特徴とする電池。
IPC (5件):
H01M 2/04 ,  H01M 2/02 ,  H01M 2/06 ,  H01M 2/34 ,  H01M 2/30
FI (5件):
H01M2/04 A ,  H01M2/02 A ,  H01M2/06 A ,  H01M2/34 B ,  H01M2/30 B
Fターム (18件):
5H011AA09 ,  5H011CC06 ,  5H011DD13 ,  5H011EE04 ,  5H011FF03 ,  5H011GG02 ,  5H011KK01 ,  5H043AA19 ,  5H043CA04 ,  5H043DA05 ,  5H043DA09 ,  5H043DA20 ,  5H043GA26 ,  5H043HA17D ,  5H043KA45D ,  5H043LA02D ,  5H043LA21D ,  5H043LA22D
引用特許:
審査官引用 (12件)
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