抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ビタミンB
1塩酸塩およびB
1誘導体11種について,モルモット迷走神経刺激アドレナリン不整脈に対する抗不整脈作川(Vagus amine法)と,迷走神経刺激不整脈発生効果をin situで検討.チアミン誘導体は0.1,1,10mg/kgを1分間静注した.アドレナリン誘発不整脈をよく抑制するものは,チアミンテトラヒドロフルフリルジスルフィド(TTFD),O,S-ジカルベトキシチアミン(DCET),中等度抑制するものはB
1塩酸塩,コカルボキシリアーゼO-ブチリルチアミンジスルフィド(BuTDS);軽度抑制のものはS-サリチルチアミン-O-モノホスフェート,S-フロイルチアミン-O-アセトキシアセテート,チアミン-8-1メチル-6-アセチルジヒドロチナクテートジスルフィド,シクロチアミン,ほとんど抑制しないものは,iso-Bu TDSおよびシクロカルボチアミンHClであった.TTFD大量,DCET大量,NVT少量とを除き,B
1塩酸塩およびその誘導体それ自体により,心室性不整脈を発生する場合があった.B
1塩酸塩,,TTFDは増量に伴い発生率は減少した.不整脈発生効果は内因性カテコールアミン遊離作用と一部関係すると思われる:参12