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J-GLOBAL ID:201602007486919126   整理番号:73A0405797

食用固形脂の結晶成長に及ぼす乳化剤の影響 III 飽和モノグリセリド添加の効果

著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 182-190  発行年: 1973年 
JST資料番号: F0895A  ISSN: 0029-0394  CODEN: NSKGAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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上昇融点測定によると,硬化大豆油にモノダリセリドを添加すると,添加量に従い融点は高くなる.30°Cで1時開放置したもので比較すると分子鎖の長いモノグリセリドを添加したものほど高値を示す.放置中の融点の変化はモノグリセリドの種類によって異なる.硬化しゅろ核油でも傾向は似ている.牛脂,硬化鯨油の場合もだいたい傾向に似ているが,モノラウリン(ML)以外では0.5~3%での差は少なく,放置中の変化もほとんどみられない.固体脂指数(SFI)測定結果もこれらの結果とだいたい一致した.硬化大豆油,硬化しゅろ核油に分子鎖の長いモノグリセリドを多量に添加すると,経時変化においてSFIに大きな差がみられないのに,融点が低くなる事実をDSC測定により検討した.X線回折の結果は,添加により著しい差はみられなかった.電子顕微鏡では,硬化大豆油と硬化しゅろ核油は添加による結晶成長が顕著であった:参6
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