抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Al-Mn-Cr合金を硫酸浴で陽極酸化し,生じた皮膜の色調をJISに基づく方法で定量的に測定し,その着色原因と機構を検討した。この系の合金は,固溶体状態と析出状態とでは色調が異なる。過飽和固溶体の場合Mn比率の高い合金は薄いピンクに,Cr比率の高い合金は黄色に,中間の比率では茶色に着色した。析出状態ではCrの比率の高い合金は弱く着色し,全体に刺げき値Yが低い。酸化皮膜の着色の機構を量子化学的に考察した。遷移元素では,d-d遷移と電荷移動の二種の電子軌道遷移により着色することから,この系の着色はMn
3+とCr
6+が原因であると推論した;写図5表3参15