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J-GLOBAL ID:201602214032124000   整理番号:16A0344799

農地再生事業による就職困難層の就労機会づくりの意義と課題

Significance of Job Opportunity Creation through a Farmland Recovery Project for People with Difficulty in Obtaining Employment
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著者 (1件):
資料名:
号: 16  ページ: 99-114  発行年: 2015年10月31日 
JST資料番号: L7534A  ISSN: 2758-4933  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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社会的課題の解決に資する就労機会の創出は,社会的包摂の現実的な手段であると考えられる。そこで,ホームレス高齢労働者や若年者就労支援事業体などとともに,農地の再生と維持を試みるアクションリサーチを開始した。社会的包摂の理念を踏まえるのであれば,人手不足の解消策として以上の意義を働き手が実感できるか否かが問われる。本研究では,一定期間経過後に,このような就労機会の意義について参加者に意見を求めた。ホームレス高齢労働者は,ホームレス状態のまま就労できる場を求めていた一方で,若者を指導する役割を果たしていた。若年者就労支援に農作業を取り入れることは,利用者が自己肯定感を獲得したり,利用者の適性を可視化したりできるなど,就職活動の前段階として有効である。一方で,労働市場の現状に適応するための手段として農作業を利用する就労支援に疑問を感じる若者もいた。かれらは,賃金労働を通してではなく直接的に,生活必需品の一部を自力で生み出したいと考えていた。以上の結果は,参加者の就労意欲が,ホームレスおよび若者を対象とした「自立支援施策」において想定されているよりも多様であり,そして,農業分野における就労機会を提供することで応答可能であることを明示している。ただし,就労支援のために農作業の機会を利用することの二律背反性を克服することは今後の課題として残されている。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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農業経済,農業経営  ,  都市問題,都市防災 
引用文献 (36件):
  • 中山徹,橋本理 (2006) 新しい仕事づくりと地域再生. 文理閣, 京都.
  • 橋本理 (2007) コミュニティビジネス論の展開とその問題. 関西大学社会学部紀要38(2): 5-42.
  • 岩田正美 (2008) 社会的排除-参加の欠如・不確かな帰属. 有斐閣, 東京.
  • 農林水産省 (2010) かげなえのない農地を守るために-耕作放棄地対策推進の手引き.
  • 中川聰七郎,家串哲生,岩崎幸弘,片岡美貴 (2006) 地域農業の活力再生戦略を考える-農業ビジネススクールの構想. 鳥取環境大学紀要4: 53-74.
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タイトルに関連する用語 (5件):
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