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J-GLOBAL ID：201602244387315107   整理番号：16A1395948

位置関係マトリクスを用いた網羅的な組立順序導出法の基礎研究

著者 (3件)： 橋本佳弘 (本田技研工業株式会社) ,  市来崎治 (慶應義塾大学) ,  篠田心治 (成蹊大学)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 67  号： 2  ページ： 83-91(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の製造企業において,生産準備プロセスの短期化がますます求められている.組立工場の生産準備において,最適な組立順序の決定は重要である.しかし,実際には技術者の経験に基づき,限られた組立順序の中での検討にとどまっていることが多い.そこで本研究は,先行研究で提案された「位置関係マトリクス」を用いた,網羅的な組立順序導出法の考え方を提案した.網羅的な組立順序導出には,組立過程で作られるすべての中間製品の導出が必要である.そこで,完成品から部品を分解することで,実行可能な中間製品を効率的かつ網羅的に導出する方法を提案した.さらに,それらの中間製品から組立順序を導出する手順を示した.提案方法を13部品と24部品からなる2製品に適用し,その有効性を確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *組立工程 ,  *順序 ,  最適化 ,  CAD【計算機】 ,  計画 ,  工場 ,  位置
準シソーラス用語： 順序づけ ,  三次元CAD ,  組立順序計画 ,  仮想工場 ,  位置関係

著者キーワード (8件)： 組立順序 ,  3DCAD ,  生産準備プロセス ,  バーチャル・ファクトリー ,  assembly sequences ,  3DCAD ,  pre-production process ,  virtual factory

分類 (1件)： 生産工程一般  (KB03010T)

引用文献 (14件)：

• [1] 日本設計工学会(編):「3次元CAD実践活用法」,コロナ社,pp.135-138(2006)
• [2] Choi, C. K., Zha, X. F. and Ng, T. L. : “On the Automatic Generation of Product Assembly Sequence”, Int. J. Prod. Res., Vol. 36, No. 3, pp. 617-633 (1998)
• [3] Homem de Mello, L. S. and Samders, A. C.: “A Correct and Complete Algorithm for the Generating of Mechanical Assembly Sequence”, IEEE Trans. Robotics Autom., Vol. 7, No. 2, pp. 56-61 (1989)
• [4] Niu, X., Ding, H. and Xiong, Y. : “A Hierarchical Approach to Generating Precedence Graphs for Assembly Planning”, Int. J. Mach. Tools Manuf., Vol. 43, pp. 1473-1486 (2003)
• [5] Gottipolu, R. B. and Ghosh, K. : “An Integrated Approach to the Generation of Assembly Sequences”, Int. J. Comput. Appl. Technol., Vol. 8, No. 3/4, pp125-138 (1995)

タイトルに関連する用語 (7件)： 位置関係 ,  マトリクス ,  組立 ,  順序 ,  導出 ,  基礎 ,  研究