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J-GLOBAL ID:201602259751198593   整理番号:16A1327783

ワカサギにおける放射性セシウムの生物学的半減期の推定

著者 (12件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 774-776(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: F0898A  ISSN: 0021-5392  CODEN: NSUGAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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群馬県赤城大沼で釣獲した放射性セシウムを含むワカサギを用いた飼育実験により,放射性セシウムの減衰過程を経時的に測定して生物学的半減期(Tbio)を算出した。その結果,実験期間を通じたワカサギのTbioは350-366日と推定された。また,2012年3-4月に繁殖行動が確認されたことから繁殖期前後でTbioを算出したところ,繁殖期前で181-195日,繁殖期後で389-440日となり,明らかな差異が認められた。このことは,繁殖期前後で放射性セシウムの代謝速度が変化していることを示唆した。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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魚類  ,  環境の汚染及び防止  ,  動物性水産食品  ,  食品の汚染 
引用文献 (15件):
  • 1) Morino Y, et al. Atmospheric behavior, deposition, and budget of radioactive materials from the Fukushima Daiichi nuclear power plant in March 2011. Geophys. Res. Lett. 2011; 38: L00G11.
  • 2) Wada T, et al. Radiological impact of the nuclear power plant accident on freshwater fish in Fukushima: An overview of monitoring results. J. Environ. Radioact. 2016; 151: 144-155.
  • 3) 鈴木究真,角田欣一.福島第一原子力発電所事故による水環境の放射能汚染 湖沼環境への影響と課題-群馬県・赤城大沼-.水環境学会誌 2013; 36: 87-90.
  • 4) 鈴木究真,他.赤城大沼の湖沼生態系における放射性セシウム(137Cs)の動態.「Proceedings of the 16th Workshop on Environmental Radioactivity」(別所光太郎,他編)高エネルギー加速器研究機構,つくば.2015; 222-229.
  • 5) Report of the Chernobyl Forum Expert Group ‘Environment’. Environmental consequences of the Chernobyl accident and their remediation: twenty years of experience. International Atomic Energy Agency, Vienna. 2006.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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