特許
J-GLOBAL ID:201603005703772822

放射性物質のモニタリング装置及び放射性物質のモニタリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井上 学 ,  戸田 裕二 ,  岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-155681
公開番号(公開出願番号):特開2016-033459
出願日: 2014年07月31日
公開日(公表日): 2016年03月10日
要約:
【課題】海水、河川または井戸水中のセシウム134(Cs-134)、セシウム137(Cs-137)とβ線のみを放出する核種のストロンチウム90(Sr-90)、イットリウム90(Y-90)を、精度良くオンラインでモニタリングする装置を提供する。【解決手段】ガンマ線検出器2とベータ線検出器1、各1台以上の検出器で構成される放射線モニタにおいて、ガンマ線検出器からのエネルギースペクトルデータから、ガンマ線及びベータ線の両方の放射線を放出する核種の濃度測定データを導出し、前記濃度データをもとにガンマ線及びベータ線の両方の放射線を放出する核種からのベータ線のベータ線検出器における寄与分を導出し、ベータ線検出器で測定したベータ線計数値から、前記ガンマ線及びベータ線の両方の放射線を放出する核種からのベータ線のベータ線検出器における寄与分を差分することで、ベータ線のみを放出する核種の濃度を導出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガンマ線検出器と、ベータ線検出器と、前記ガンマ線検出器の検出値と前記ベータ線検出器の検出値に基づいて所定の核種の濃度を演算する濃度演算部を有する放射性物質のモニタリング装置であって、前記濃度演算部は、前記ガンマ線検出器からのガンマ線とベータ線を放出する第1の核種のエネルギースペクトルデータに基づいて前記第1の核種の濃度相当情報を演算し、前記第1の核種の濃度相当情報から前記第1の核種のベータ線のエネルギースペクトルデータを推定し、前記ベータ線検出器の検出値に基づくエネルギースペクトルデータのうちの第2の核種に寄与する部分から前記第2の核種のエネルギースペクトルデータを推定し、前記ベータ線検出器の検出値に基づくエネルギースペクトルデータから前記推定された第1の核種のエネルギースペクトルデータと前記推定された第2の核種のエネルギースペクトルデータを除くことで、第3の核種の濃度を演算することを特徴とする放射性物質のモニタリング装置。
IPC (5件):
G01T 1/167 ,  G01T 1/203 ,  G01T 1/24 ,  G01T 1/17 ,  G01T 1/36
FI (6件):
G01T1/167 C ,  G01T1/167 H ,  G01T1/203 ,  G01T1/24 ,  G01T1/17 H ,  G01T1/36 D
Fターム (12件):
2G188AA06 ,  2G188AA08 ,  2G188AA12 ,  2G188AA23 ,  2G188BB04 ,  2G188BB05 ,  2G188BB15 ,  2G188DD30 ,  2G188EE28 ,  2G188EE29 ,  2G188FF02 ,  2G188FF11
引用特許:
審査官引用 (9件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 戦艦「陸奥」鉄材による”バックグラウンド放射線”遮蔽の効果

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