特許
J-GLOBAL ID:201603006473168510
交流電動機の制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-023243
公開番号(公開出願番号):特開2014-155335
特許番号:特許第5884746号
出願日: 2013年02月08日
公開日(公表日): 2014年08月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 直流電源(8)に接続されているとき、3相の交流電動機(2)を駆動するインバータ(12)と、
前記インバータの入力部において前記直流電源に対して並列に接続される平滑コンデンサ(11)と、
前記交流電動機の3相のうち1相のセンサ相に流れる電流を検出する電流センサ(13)と、
前記インバータを構成するブリッジ接続された複数のスイッチング素子のオン/オフを切り替えて前記交流電動機の通電を制御する制御手段(15)と、
を備え、
前記直流電源と前記平滑コンデンサとの接続が遮断され、前記交流電動機の回転数がゼロとなる停止時において、前記平滑コンデンサの残電荷を前記交流電動機の巻線にて熱として放電させるディスチャージ処理を実行する交流電動機の制御装置(10)であって、
前記制御手段は、
前記交流電動機を励磁し、前記ディスチャージ処理において巻線にて熱として消費されるd軸電流を非ゼロとするように、dq軸電流指令に基づく演算によりd軸電圧指令基準値を演算し、前記交流電動機にトルクを付与するq軸電流をゼロとするように、q軸電圧指令基準値をゼロ値として演算する電圧指令演算手段(22)と、
前記ディスチャージ処理において前記電圧指令演算手段が演算した前記d軸電圧指令基準値及び前記q軸電圧指令基準値のうち少なくとも前記d軸電圧指令基準値を補正し、前記インバータに出力する電圧指令補正手段(30)と、
前記インバータを構成する高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子とのオン/オフを切り替える時、同一相の前記高電位側スイッチング素子及び前記低電位側スイッチング素子が共にオフする期間であるデッドタイムに起因する電圧誤差に応じたデッドタイム補正値を、d軸成分のみからなりq軸成分がゼロの電圧値として算出するデッドタイム補正値演算手段(32)と、
前記センサ相の電流検出値が非ゼロの場合、前記センサ相の電流指令と電流検出値との比率である振幅補正係数を算出する振幅補正係数演算手段(33)と、を有し、
前記電圧指令補正手段は、前記デッドタイム補正値を前記d軸電圧指令基準値に加算するデッドタイム補正を行い、
さらに前記電圧指令補正手段は、前記デッドタイム補正後のd軸電圧指令に前記振幅補正係数を乗算する補正を行うことを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ( 201 6.01)
, H02P 27/04 ( 201 6.01)
FI (1件):
引用特許:
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