特許
J-GLOBAL ID：201603008184156913
車両用制動力制御装置
出願人/特許権者：
トヨタ自動車株式会社
トヨタ自動車株式会社 について
代理人 (1件)： 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-246141
公開番号（公開出願番号）：特開2016-107766
出願日： 2014年12月04日
公開日（公表日）： 2016年06月20日
要約：
【課題】 車輪10の制動時において良好な車両運動制御ができるようにする。【解決手段】 モータ30の回生制動力と、摩擦ブレーキ機構40の摩擦制動力とによって車輪10を制動する車両において、ブレーキECU53は、操舵角、操舵速度、車体の横加速度、車体のヨーレート、ばね上上下加速度、ばね下上下加速度のうちの少なくとも1つのパラメータを取得し、そのパラメータの大きさが閾値を超えたときに、ドライバー要求制動力における回生制動力の割合を低減して摩擦制動力の割合を増加させる。これにより、車両運動制御のために必要な制御用制駆動力に対してモータ30で発生可能な制御用制駆動力が不足しにくくなり、車両運動制御を良好に行うことができる。【選択図】 図1
請求項（抜粋）：
車輪に駆動トルクおよび回生制動トルクを伝達して前記車輪に制駆動力を発生させるモータと、
前記車輪に機械的な抵抗を付与して前記車輪に制動力を発生させる機械式ブレーキ装置と、
車両を減速させるために要求されるトータル要求制動力を、配分特性に従って、前記モータにより発生させる要求回生制動力と、前記機械式ブレーキ装置で発生させる要求機械制動力とに配分する要求制動力配分手段と、
前記要求制動力配分手段により配分された要求回生制動力と、車両運動制御のために必要な制御用制駆動力とに基づいて、前記モータで発生させる車輪の目標制駆動力を演算し、前記目標制駆動力に基づいて前記モータの作動を制御するモータ制御手段と、
前記要求機械制動力に基づいて前記機械式ブレーキ装置の作動を制御する機械式ブレーキ制御手段と
を備えた車両用制動力制御装置において、
前記車両運動制御のために必要な制御用制駆動力に対して前記モータで発生可能な制御用制駆動力が不足するおそれのある特定状況が発生したか否かを判定する判定手段と、
前記トータル要求制動力が発生している状態において前記特定状況が発生したと判定された場合には、前記特定状況が発生したと判定されない場合に比べて、前記配分特性により定まる前記トータル要求制動力における前記要求回生制動力の配分が減少し且つ前記配分特性により定まる前記要求機械制動力の配分が増大するように前記配分特性を変更する配分特性変更手段と
を備えた車両用制動力制御装置。
IPC (5件)：
FI (5件)：
Fターム (55件)：
3D246AA08
, 3D246BA02
, 3D246BA05
, 3D246BA08
, 3D246DA01
, 3D246EA05
, 3D246FA09
, 3D246GA22
, 3D246GB01
, 3D246GB04
, 3D246GB11
, 3D246GB39
, 3D246GC14
, 3D246GC16
, 3D246HA02A
, 3D246HA08A
, 3D246HA13A
, 3D246HA25A
, 3D246HA32A
, 3D246HA44A
, 3D246HA64A
, 3D246HA72B
, 3D246HA79A
, 3D246HA81A
, 3D246HA85A
, 3D246HA87B
, 3D246HA93B
, 3D246HA95A
, 3D246JA04
, 3D246JA12
, 3D246JB02
, 3D246JB06
, 3D246JB21
, 3D246JB26
, 3D246JB31
, 3D246LA02Z
, 3D246LA12Z
, 3D246LA16Z
, 3D246LA33Z
, 3D246LA40Z
, 5H125AA01
, 5H125AB01
, 5H125AC12
, 5H125BA06
, 5H125CA02
, 5H125CA11
, 5H125CA12
, 5H125CA13
, 5H125CB02
, 5H125CB07
, 5H125DD15
, 5H125EE41
, 5H125EE44
, 5H125EE51
, 5H125EE58
引用特許：
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