特許
J-GLOBAL ID:201603017794462837

液位測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石橋 佳之夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-242408
公開番号(公開出願番号):特開2014-092417
特許番号:特許第5952168号
出願日: 2012年11月02日
公開日(公表日): 2014年05月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】円形導波管を通じて、予め決められた掃引時間で周波数を掃引しながら液面に向かって電波を送信する送信部と、液面で反射される上記電波を受信する受信部と、上記電波を受信したときの送信周波数と受信周波数の差であるビート周波数を抽出する抽出部と、を有し、上記ビート周波数に基づいて上記液面までの距離を測定するFMCWレーダー方式の液位測定装置であって、 掃引周波数信号を生成するVCOと、 上記VCOで生成する信号の周波数を掃引するための電圧-時間テーブル(以下「V-Tテーブル」という)と、 上記VCOの周波数-時間特性(以下「F-T特性」という)の直線性を補正するために上記円形導波管内の既知の距離位置に配置されている反射部材と、 F-T特性の直線性が保たれているときに、上記VCOで生成する周波数掃引信号を上記反射部材に向かって送信したとき、この送信信号と上記反射部材からの反射信号で生成されるビート波形と同じ固定正弦波信号を生成する固定正弦波信号生成部と、 補正前のF-T特性で、上記VCOで生成する周波数掃引信号を上記反射部材に向かって送信したとき、この送信信号と上記反射部材からの反射信号で生成されるビート波形の、上記固定正弦波信号に対する誤差を解析して生成される補正電圧-時間カーブテーブル(以下「補正V-Tカーブテーブル」という)と、 上記補正V-Tカーブテーブルで上記V-Tテーブルを補正することにより得られる補正後V-Tテーブルと、を備え、 上記補正後V-Tテーブルは、直線性を持ったF-T特性の生成のために上記VCOの動作に供され、 上記円形導波管を通じて測定点との間で上記周波数掃引信号を送信し受信することによって得られる掃引周波数の中心周波数に対するビート周波数の差分を解析するスペクトラム解析部と、 上記スペクトラム解析部による解析結果から上記ビート周波数の差分に対応して上記補正後V-Tテーブルを更に補正するためのプリディストーションテーブルを生成するプリディストーションテーブル生成部と、 上記補正後V-Tテーブルに上記プリディストーションテーブルを適用してプリディストーションV-Tカーブテーブルを生成するプリディストーションV-Tカーブテーブル生成部と、 上記プリディストーションV-Tカーブテーブルを記憶し、液面までの距離を測定するときに、上記プリディストーションV-Tカーブテーブルから上記VCOに上記掃引周波数信号を生成するための制御信号を供するメモリと、を有し、 上記抽出部は、異なる送信条件の下でそれぞれ上記ビート周波数を抽出し、 上記異なる送信条件ごとに抽出される上記ビート周波数に基づいて上記円形導波管内の空間における比誘電率を算定する算定部をさらに有する液位測定装置。
IPC (1件):
G01F 23/284 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01F 23/284
引用特許:
出願人引用 (16件)
全件表示
審査官引用 (16件)
全件表示

前のページに戻る