特許
J-GLOBAL ID:201603017860363390

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-264411
公開番号(公開出願番号):特開2016-125360
出願日: 2014年12月26日
公開日(公表日): 2016年07月11日
要約:
【課題】 ニードルに作用する開弁方向の力を大きくし、可動コアの摩耗を低減可能な燃料噴射弁を提供する。【解決手段】 燃料噴射弁1の噴孔を開閉するニードル40は、開弁時に可動コア50と衝突する鍔部43を有している。鍔部43の径方向外側には閉弁時に可動コア50と鍔部43との間に隙間430を形成する隙間形成部材60が設けられている。可動コア50が開弁方向に加速しつつ移動し鍔部43に衝突すると、ニードル40には比較的大きな開弁力が作用する。また、隙間形成部材60は、鍔部43と固定コア30とに摺動しており、ニードル40の往復移動は、隙間形成部材60を介して固定コア30に案内される。ニードル40が挿通される可動コア50の往復移動は、ニードル40及び隙間形成部材60を介して固定コア30に案内される。このとき、可動コア50の外壁505とハウジング20との間には隙間200が形成されている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
燃料が噴射される噴孔(26)、及び、前記噴孔の周囲に形成される弁座(250)を有するハウジング(20)と、 往復移動可能なよう前記ハウジングに収容され、前記弁座から離間または前記弁座に当接すると前記噴孔を開閉するニードル部(41、42、44)と、 前記ニードル部の前記弁座に当接可能な端部(42)とは反対側の端部の径方向外側に設けられる鍔部(43)と、 前記ハウジング内に固定される筒状の固定コア(30)と、 前記固定コアの前記噴孔側に設けられ、前記ニードル部が挿通される挿通孔(500)を有し、外壁(505)が前記ハウジングの内壁(211、221)との間に第一隙間(200)を形成しつつ前記挿通孔の内壁が前記ニードル部の外壁(412)と摺動可能な可動コア(50)と、 電力が供給されると前記可動コアを前記固定コア側に吸引可能なコイル(35)と、 内壁が前記鍔部の外壁(434)と摺動し外壁が前記固定コアの内壁(305)と摺動可能なよう前記鍔部に径方向外側に設けられ、前記鍔部と前記可動コアとの間に第二隙間(430)を形成可能な隙間形成部材(63)と、 前記隙間形成部材を介して前記可動コアを閉弁方向に付勢可能、かつ、前記鍔部を介して前記ニードル部を閉弁方向に付勢可能な第一付勢部材(31)と、 前記第一付勢部材の付勢力より小さい付勢力で前記可動コアを開弁方向に付勢する第二付勢部材(32、33)と、 を備え、 前記ニードル部と前記弁座とが当接し、かつ、前記第一付勢部材が前記ニードル部及び前記隙間形成部材を閉弁方向に付勢しているとき、前記鍔部の前記噴孔側の端面(431)と前記可動コアの前記噴孔とは反対側の端面(501)との間に前記第二隙間が形成されることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (1件):
F02M 51/06
FI (2件):
F02M51/06 B ,  F02M51/06 D
Fターム (8件):
3G066AA02 ,  3G066AB02 ,  3G066BA19 ,  3G066CC06U ,  3G066CC57 ,  3G066CE23 ,  3G066CE24 ,  3G066CE34
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-109472   出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
  • 電磁式燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-134612   出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
  • 電磁式燃料噴射弁およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-053692   出願人:株式会社ケーヒン
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