特許
J-GLOBAL ID:201603020733801419
可変圧縮比内燃機関
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小林 博通
, 富岡 潔
, 橋本 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-128512
公開番号(公開出願番号):特開2013-253512
特許番号:特許第6024221号
出願日: 2012年06月06日
公開日(公表日): 2013年12月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1制御軸の回転位置に応じて機関圧縮比を変更する可変圧縮比機構と、
上記第1制御軸の回転位置を変更及び保持するアクチュエータと、
上記アクチュエータと上記第1制御軸とを連結する連結機構と、を有し、
この連結機構が、上記第1制御軸と平行に配置されるとともに上記アクチュエータにより回転駆動される第2制御軸と、上記第1制御軸と第2制御軸とを連結するレバーと、を含み、
上記レバーの一端が上記第1制御軸の中心から径方向外方へ延在する第1アーム部の先端に連結されるとともに、上記レバーの他端が上記第2制御軸の中心から径方向外方へ延在する第2アーム部の先端に連結され、上記第1制御軸は上記第2制御軸の回転に伴って上記第2アーム部,上記レバー及び上記第1アーム部を介して回転されるように構成されており、
上記第1制御軸を所定の高圧縮比方向へ回動するに伴って、機関圧縮比が高くなるように構成された可変圧縮比内燃機関において、
機関圧縮比が最低となる最低圧縮比の設定時に、上記アクチュエータから上記第1制御軸への回転動力伝達経路の減速比が最大となり、
所定の中間圧縮比の設定時に減速比が最小となり、
機関圧縮比が最高となる最高圧縮比の設定時に、上記中間圧縮比の設定時よりも減速比が大きくなるように設定されており、
かつ、上記第1制御軸周りにトルクが作用したときに上記レバーに作用する荷重が、上記最高圧縮比の設定時に最大となり、上記最低圧縮比から上記中間圧縮比の設定範囲内で最小となるように設定されており、
上記第1制御軸の軸方向からみたとき、上記第1アーム部又は第2アーム部の一方が上記レバーと直交するときに上記第1アーム部又は第2アーム部の他方と上記レバーとのなす角度が鋭角となるように、上記レバーの長さが設定され、
上記レバーと第1アーム部とのなす角度が低圧縮比時に鈍角,高圧縮比時に鋭角となり、
かつ、上記可変圧縮比機構が、クランクシャフトのクランクピンに回転可能に取り付けられるロアリンクと、このロアリンクとピストンとを連結するアッパリンクと、上記ロアリンクと上記第1制御軸の偏心軸部とを連結する制御リンクと、を有し、
この第1制御軸の偏心軸部が、上記第1制御軸の中心に対して上記第2制御軸の中心に近い側に配置されていることを特徴とする可変圧縮比内燃機関。
IPC (2件):
F02D 15/02 ( 200 6.01)
, F02B 75/32 ( 200 6.01)
FI (2件):
F02D 15/02 C
, F02B 75/32 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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内燃機関の可変圧縮比装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-030775
出願人:日産自動車株式会社
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可変圧縮比機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-129101
出願人:日産自動車株式会社
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内燃機関の可変圧縮比装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-018904
出願人:日産自動車株式会社
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可変圧縮比エンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-280370
出願人:日産自動車株式会社
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可変圧縮比内燃機関の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-094468
出願人:日産自動車株式会社, 三菱電機株式会社
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可変圧縮比機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-061122
出願人:日産自動車株式会社
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