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J-GLOBAL ID:201702218103799461   整理番号:17A1897195

周辺環境センシングに基づくコンテンツ提示手法の検討

著者 (2件):
資料名:
号: 19  ページ: 39-42  発行年: 2017年11月01日 
JST資料番号: L3722A  ISSN: 1344-9672  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スマートフォンの普及により電車内やカフェなどの公共空間で音楽や動画,ゲームを手軽に楽しめるようになった。それに伴い,イヤホンからの音漏れのような公共空間ならではの迷惑行為も,より顕著な問題になりつつある。音漏れは周囲の環境音より大きいイヤホンからの漏出音であると捉えられ,音楽を楽しむ本人が音漏れを聴けず,自身で音漏れに気付きにくい。本研究では,公共マナーの向上をねらい,スマートフォン自体が再生している音に関して音漏れ検出できる機能の実現を目的とする。しかしながら,音漏れしやすい音域は,イヤホンと環境音に依存して変化する。また,再生する楽曲によっても変化する。そこで本研究では,再生楽曲の周波数特性のうち,イヤホンと環境音ごとの音漏れ特性を考慮し,音漏れする可能性が高い周波数のみに注目して,マイクからの観測音と比較することで,効果的に音漏れを検出する手法を提案する。実際に,スマートフォンを用いた楽曲の再生と録音を行い,イヤホンや環境音毎の音漏れ特性モデルを構築し,提案手法を用いた実験を行い,音漏れ検出が可能であることを確認した。また,音漏れ特性モデルを用いて音漏れを抑制するためのコンテンツ変換手法について議論した。音漏れが検出された際に行うコンテンツ変換は以下の3種類が考えられる。1:音漏れしやすい周波数帯域の音量を低減させる(帯域抑制フィルタ),2:音漏れしやすい周波数帯の音を音漏れしにくい周波数帯にずらす(ピッチシフト),3:音漏れしやすいコンテンツと類似しかつ音漏れしにくいコンテンツに交換する。これら3つのうち,実際に1:帯域抑制フィルタによる音漏れ抑制を試みた。その結果,音漏れが抑制でき,かつ楽曲の視聴満足度も損ないすぎない適切なパラメータを求めることができた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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移動通信  ,  音響信号処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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