抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
EGRと水エマルジョン燃料による組み合わせは,IMO3次規制の対策技術として検討されている。船舶用ディーゼルエンジンによって排出される排ガスが,SOxやPMが多く含んでおり,EGRはスクラバ装置が要求される。しかしながら,スクラバを使用することは,スクラバ処理後に生成する廃水の処理をしなければならない。よって,本研究は,EGRとスクラバ処理後のEGR処理水を混合した水エマルジョン燃料を組み合わせた燃焼システムの開発である。以下に,本研究の結論を示す。NOx濃度は,EGR率を増加させると減少する傾向が見られた。しかし,EGR率20%を超えると,燃料消費率に顕著な悪化が見られた。以上から,EGR率20%とEGR処理水エマルジョン燃料を組み合わせることで,燃料消費量が約5.7%,NOx濃度が約70%,PM濃度が約65%を同時に低減できた。(著者抄録)