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J-GLOBAL ID：201702224344018001   整理番号：17A0932032

材料技術 車輪粘着踏面ブレーキ試験による欧州車輪の踏面形状変化の評価

European Wheel Tread Profile Evolution for Combined Block Braking and Wheel-Rail Contact by Dynamometer Experiment

著者 (2件)： 池内健義 (鉄道総合技術研) ,  半田和行 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道総研報告  (鉄道総合技術論文誌)
巻： 31  号： 8  ページ： 29-34  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： X0700A  ISSN： 0914-2290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄道車両の車輪踏面の凹摩耗や熱き裂を実験的に再現するため,鉄道総研内の車輪・レール粘着試験機を使用して欧州用車輪について,高速・高荷重で車輪を軌条輪上で転動させ,踏面ブレーキ試験を繰り返し実施し,凹摩耗や熱き裂の状態を調査した。その結果,凹摩耗の主な要因は踏面ブレーキによる温度上昇による軟化と転動による塑性変形であることを示した。

シソーラス用語： 鉄道車両 ,  空気ブレーキ ,  *踏面 ,  *変化 ,  亀裂 ,  変形 ,  塑性変形 ,  凹形
準シソーラス用語： へこみ ,  *形状変化 ,  *車輪踏面 ,  熱亀裂

分類 (2件)： 鉄道車両用機器  (QH02030G) ,  鉄道車両修理  (QH02020V)

引用文献 (9件)：

• 半田和行:車輪の損傷メカニズムに迫る,RRR,Vol.69,No.4,pp.8-11,2012
• 半田和行,森本文子,深貝晋也,柿嶋秀史:車輪踏面熱き裂の発生メカニズムと対策法,鉄道総研報告,Vol.25,No.10,pp.23-28,2011
• 半田和行,牧野一成,西森久宜,小原孝則,宮内瞳畄,柿嶋秀史:車輪踏面熱き裂の実験的再現と生成条件,鉄道総研報告,Vol.24,No.8,pp.35-40,2010
• 長澤新,飯島宏康,半田和行:車輪以上摩耗に対する制輪子-車輪間の介在物の影響,鉄道総研報告,Vol.18,No.5,pp.47-52,2004
• Ikeuchi, K., Handa, K., Lunden, R., and Vernersson, T., “Wheel tread profile evolution for combined block braking and wheel-rail contact: Results from dynamometer experiments,” Wear, Vol.366-367, pp.310-315, 2016.

タイトルに関連する用語 (8件)： 車輪 ,  粘着 ,  踏面 ,  ブレーキ ,  試験 ,  欧州 ,  形状変化 ,  評価