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J-GLOBAL ID：201702224701665608   整理番号：17A0649806

基礎科学部会における最新研究動向

著者 (5件)： 今中信人 (Osaka Univ.) ,  布谷直義 (Osaka Univ.) ,  難波徳郎 (Okayama Univ.) ,  佐々木洋和 (Shouei Chemical Co.) ,  中島章 (Tokyo Inst. of Technol.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 52  号： 6  ページ： 437-440  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,昨今のセラミックス研究テーマから特に活発化している分野の研究動向について紹介した。はじめに,環境触媒について述べた。環境破壊を引き起こすガスを効率的に除去するための新しい環境調和型触媒の創成,特に,触媒の燃焼活性を向上させる助触媒に関する研究が盛んになっている。また有用資源や有害物質の分離回収技術の開発では,資源の循環再利用システムの構築においては特にケミカルプロセスが重要であると述べた。リチウムイオン電池正極材料の動向を概観した。正極材料の重量は電池全体の40%程度にもなることから,エネルギー密度の向上が極めて重要な課題であり,インターカレーション系以外の候補としてコンバージョン系や硫黄が検討されている。

シソーラス用語： *触媒 ,  環境保全 ,  グリーンケミストリー ,  燃焼 ,  助触媒 ,  学協会 ,  有用物質回収 ,  *リサイクル ,  リチウムイオン電池 ,  電極材料 ,  エネルギー密度 ,  硫化物 ,  *セラミック ,  グリーン触媒 ,  研究開発動向 ,  環境管理 ,  管理 ,  *利用 ,  *再利用
準シソーラス用語： 環境触媒 ,  研究動向

分類 (1件)： 窯業一般  (YC01010W)

引用文献 (33件)：

• 今中信人,化学,64,28-30(2009).
• 岩本正和監修,′′環境触媒ハンドブック′′,エヌティーエス(2001).
• N. Imanaka et al., Adv. Mater., 19, 1608-1611 (2007).
• K. Yasuda et al., J. Mater. Sci., 46, 4046-4052 (2011).
• M. Jeong et al., J. Asian Ceram. Soc., 4, 259-262 (2016).

タイトルに関連する用語 (3件)： 基礎科学 ,  研究 ,  動向