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J-GLOBAL ID:201702228066256849   整理番号:17A0032899

RNテロ初動対応から核鑑識まで

著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 14-17  発行年: 2016年12月25日 
JST資料番号: F1720A  ISSN: 2189-5465  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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核セキュリティとは,核物質や放射性物質が絡んだ盗取,妨害破壊行為,不法アクセス,不法移転等の不正行為に対して未然に防止するとともに,こうした不正を検知し,起きた場合に適切に対処することである。本稿は,RNテロ事案発生後の初動対応の中から,現場での「核検知」とその後の犯罪捜査に繋がる「核鑑識」について放射線計測の視点から取り纏めている。「核鑑識」とは,核物質及びその他の放射性物質について物理的・化学的特性を分析し,核物質の出所や履歴を割り出す技術である。本稿は,爆発物で放射性物質及び核物質を拡散させる「ダーティボム型Rテロ」を例に,爆発前と爆発後での対処を考察している。テロの初動対応においては,電離箱式サーベイメータで空間線量率を計測するのが良いとされる。電離箱は「γ線のエネルギー依存性が小さい」「高線量率でも動作可能」といった特徴があるため,核種や数量が分からない初動対応に適している。パウダー状に粉砕した放射性物質がダーティボムに用いられると,爆発後,プルームとして空気中に浮遊していることが想定されるため,線量分布は風向きや風速に依存する。したがって,半導体型線量計によるリアルタイムの線量管理が重要である。また,放射線防護や除染,緊急被曝医療も初動対応の重要な要素である。
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分類 (2件):
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核物質管理  ,  放射線管理一般 
引用文献 (15件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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