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文献
J-GLOBAL ID:201702237274473737   整理番号:17A0553463

水溶性溶液のポルフィリンJ-凝集体の非線形吸収分光法 光誘発力による結合程度の制御の証拠

Nonlinear Absorption Spectroscopy of Porphyrin J-aggregates in Aqueous Solution: Evidence for Control of Degree of Association by Light-Induced Force
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 044703.1-044703.7  発行年: 2017年04月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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光照射によって,両方のモノマーのピーク吸収エネルギー下で,共鳴から離れそして,良く成長したJ-凝集体で分子凝集状態を制御する分光学的証拠を得た。モノマー吸収が支配するポルフィリン分子(四スルホン・テトラフェニル・ポルフィリン酸,TPP)の低(不飽和状態)濃度水溶性溶液で532nmのレーザー照射は,モノマー吸収の減少と凝集体吸収の増加を誘導する。J-凝集体の吸収の増加は,さまざまな大きさのオリゴマー凝集体だけでなく構造的に良く成長した安定したJ-凝集体と異なる凝集体の数の増加と関連した幅広いスペクトル範囲で生じる。J-凝集体吸収が支配する高濃度溶液で,J-凝集体の吸収ピークの凝集数,または,結合エネルギーの減少と一致する青方偏移は,同じ532nmの照射で誘導される。対照的に,分子が静止しているモノマーとJ-凝集体のスピンコート・ポリマー膜で,これらの特徴は,観察されない。勾配力ポテンシャルは室温分子の熱運動の動力学エネルギーより,7桁以上小さいが,溶液の吸収は変化し,凝集体の数の増加はΔA~10-3程度に大きいことを示唆することは注目に値する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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光化学一般 

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