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J-GLOBAL ID：201702238030247067   整理番号：17A0503454

カルシウム化合物をボールミル処理により複合したスギ炭素化物の特性-カルシウム化合物の溶解性の影響-

著者 (3件)： 市川宏樹 (福島大 院) ,  高瀬つぎ子 (福島大 環境研) ,  浅田隆志 (福島大 院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 67th  ページ： ROMBUNNO.P18-P2-16  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カルシウム化合物をスギ炭素化物に複合することにより新たな機能を付与することを目的としている。本研究においてはスギおが屑とカルシウム化合物を湿式でボールミル処理し炭素化する方法を検討した。湿式ボールミル処理においては複合するカルシウム化合物の水への溶解性の違いがスギ炭素化物への複合に影響すると考えられる。そこで水への溶解性が異なる炭酸カルシウムと水酸化カルシウムを用いてカルシウム化合物を複合したスギ炭素化物を作製し,その特性を評価した。水酸化カルシウムを複合したスギ炭素化物は炭酸カルシウムを複合したスギ炭素化物よりカルシウム含有量は大きかった。湿式ボールミル処理において水酸化カルシウムを複合したスギ炭素化物の表面上にカルシウムが広く分散していることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *カルシウム化合物 ,  ボールミル ,  スギ ,  *炭化物 ,  溶解性 ,  *複合材料 ,  炭酸カルシウム ,  水酸化カルシウム ,  機能材料 ,  木質バイオマス ,  保持 ,  おが屑 ,  担持 ,  木質材料 ,  材料

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  固体の製造・処理一般  (XD03021O)

タイトルに関連する用語 (5件)： カルシウム化合物 ,  ボールミル処理 ,  スギ ,  炭素化 ,  溶解性