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J-GLOBAL ID:201702243039755709   整理番号:17A0270531

科学研究アジェンダの学際的共創:社会的に意味のある気候工学研究の40の研究課題

Transdisciplinary co-design of scientific research agendas: 40 research questions for socially relevant climate engineering research
著者 (36件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 31-44  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: L8199A  ISSN: 1862-4065  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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気候工学は,ジオエンジニアリングとも言われ,地球の気候システムに人為的に介入して,温暖化に対抗する学問である。地球の人為起源の気候変動に対抗するための国際的コンセンサスがなかなか得られない状況下にあって,気象工学研究に対する関心が急速に高まっている。しかし,どのような研究を,どのようにして行うかについては異論があるところである。現行の研究プロジェクトテーマの多くは,スペシャリストによって決定されている。批判者も含めてあらゆる市民が納得するテーマを選定するためには,研究を始める以前におけるパブリックエンゲージメントが必要である。そこで,本報では,著者らは,日本の科学者と利害関係者とが協力した二者として,特に,成層圏エアロゾル放出に重点を置いた社会的に意味のある気候工学に関する40の研究課題を提案した。ここに示した研究課題は,幅広い学際的な視点と多様な関心を網羅している。ただし,研究アジェンダは,最新の学際的観点から反復して定期的に再検討し更新する必要があることを強調した。
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分類 (2件):
分類
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環境問題  ,  対流圏・成層圏の地球化学 
引用文献 (68件):
  • Barrett S (2014) Solar geoengineering’s Brave New World: thoughts on the governance of an unprecedented technology. Rev Environ Econ Policy 8:249-269
  • Bodansky D (2013) The who, what, and wherefore of geoengineering governance. Clim Change 121(3):539-551
  • Boucher O, Forster PM, Gruber N, Ha-Duong M, Lawrence MG, Lenton TM, Maas A, Vaughan NE (2014) Rethinking climate engineering categorization in the context of climate change mitigation and adaptation. Wiley Interdiscipl Rev Clim Change 5(1):23-35
  • Cairns RC (2014) Climate geoengineering: issues of path-dependence and socio-technical lock-in. Wiley Interdiscipl Rev Clim Change 5(5):649-661
  • Caldeira K, Ricke KL (2013) Prudence on solar climate engineering. Nature Clim Change 3(11):941-942
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