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J-GLOBAL ID:201702248075334627   整理番号:17A0776686

ヌルリポキシゲナーゼ-1を持つ2畝製麦オオムギ栽培品種「ニューサチホゴールデン」はビールにおけるフレーバー安定性を改善しマーカーアシスト選択により開発された

The two-row malting barley cultivar ‘New Sachiho Golden’ with null lipoxygenase-1 improves flavor stability in beer and was developed by marker-assisted selection
著者 (37件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 165-171(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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リポキシゲナーゼ-1(LOX-1)ヌル「ニューサチホゴールデン」は,2015年に発売された2畝製麦オオムギ(Hordeum vulgare)栽培品種で,栃木県農業試験場において,高収量リーディング栽培品種「サチホゴールデン」を反復親として,そしてLOX-1ヌル突然変異体「ダイケイLM1」を一回親として用いた戻し交雑育種により開発された。「ニューサチホゴールデン」の開発のため,著者らはシンプルなLOX活性アッセイおよびマーカーアシスト選択を用いた。これは,オオムギ縞萎縮ウィルス(タイプI~III)に耐性の,日本における初めてのLOX-1ヌル製麦オオムギ栽培品種である。「ニューサチホゴールデン」の農業特性および製麦品質は,「ニューサチホゴールデン」がLOX活性を非発芽穀粒に持たないことを除いて「サチホゴールデン」のそれらに類似しており,「サチホゴールデン」よりも,製麦時のLOX活性が明らかに低かった。「ニューサチホゴールデン」の麦汁およびビールにおけるtrans-2-ノネナール(T2N)前駆体の濃度は,貯蔵の前後のいずれにおいても,「サチホゴールデン」から製造したそれらよりも,顕著に低かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種改良  ,  麦 
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