抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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兵庫県の明石公園における整備・拡張の経緯と歴史的風致の位置づけを研究した。行政資料,地元新聞等の史料に基づき当時の知事による公園整備の計画,御料地借上げ,拡張・整備の設計内容,整備後の管理等を整理した。その結果,1)明石公園は兵庫県にとって中央公園としての位置づけであったこと,2)御料地の全面的な有償払い下げにより拡張・整備の条件が整ったこと,3)藩政期の施設配置や土地利用とは無関係な整備,野球場整備のための樹木の伐採,内堀の全面的な埋め立て等,遺構の保存志向が無く風致への配慮よりも近代的公園施設整備が優先されたこと,等の知見を得た。