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J-GLOBAL ID:201702258508445659   整理番号:17A1158964

イオン移動度質量分析により明らかにされた酸化ニオブクラスタイオンNbmOn± (m=2~12)の組成と構造【Powered by NICT】

Compositions and structures of niobium oxide cluster ions, NbmOn±, (m = 2-12), revealed by ion mobility mass spectrometry
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巻: 19  号: 36  ページ: 24903-24914  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,イオン移動度質量分析(IM-MS)により,酸化ニオブクラスタイオンの組成と幾何構造を分析し,より軽い5族対応物の酸化バナジウムクラスタイオンのものと比較した。IM-MSにおける衝突誘起解離の結果として,組成はニオブ原子の奇数と偶数に依存すると分り,それにより(NbO2)(Nb2O5)(m-1)/2+と(NbO3)(Nb2O5)(m-1)/2-を持つイオンは奇数Nb原子の安定な組成として同定される一方,(Nb2O5)m/2±と(Nb2O6)(Nb2O5)(m-2)/2-は偶数Nb原子クラスタの安定な組成として同定された。更に,イオン移動度測定における到着時間から決定した実験衝突断面積(CCS)で,構造転移がクラスタカチオン(m=8,9)とクラスタアニオン(m=7,8)間で認められた。m=2~12のこれらの組成の幾つかの構造候補で,量子化学計算を行った。m=2~8のサイズを持つクラスタカチオンとm=2~7のクラスタアニオンでは,最適化構造の理論的CCSとの実験的CCSの比較で,構造は酸化バナジウムクラスタイオンのものと同様であると分った。酸化バナジウムクラスタイオンと比較し,酸化ニオブクラスタカチオン(m≧9)とアニオン(m≧8)は,幾つかのニオブ原子が五個以上の酸素原子配位を持つ構造から成る。このように,小型構造が酸化ニオブクラスタイオンケースで達成できた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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分子化合物  ,  塩基,金属酸化物  ,  質量分析  ,  分子の幾何学的構造一般  ,  分子の電子構造 
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