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文献
J-GLOBAL ID:201702261148099961   整理番号:17A0619571

地場産業を支える公設試験機関の研究開発(その2)摩擦攪拌プロセスを利用した高硬度材料の表面改質

著者 (2件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 497-502  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: F0157A  ISSN: 0368-6337  CODEN: KNZKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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超硬合金の主要構成元素の使用量低減のため,溶射処理により基材上に超硬合金皮膜を形成することが行われているが,硬度が低く,基材との密着性も十分ではない。本研究では,WC-12%Ni溶射皮膜にスポットタイプの摩擦撹拌プロセス(FSP)を施し,荷重と処理時間が皮膜の硬度と組織に及ぼす影響を検討した。その結果,荷重と処理時間を最適化することで,超硬合金皮膜を破壊することなく高硬度化することができた。温度上昇過程では改質領域が中心部から外側へ広がるとともに皮膜の硬度は上昇した。超硬合金皮膜はFSPにより緻密化した。皮膜直下のSKD61基材ではFSPにより動的再結晶が生じ,結晶粒が微細化した。超硬合金皮膜と皮膜近傍の基材が塑性流動することで皮膜の緻密化が進行したことが示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の表面処理  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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