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J-GLOBAL ID:201702262636832457   整理番号:17A1533897

発育,枝肉形質および肉質からみたアグーの品種特性について

Breed Characteristics of Indigenous Pigs in Okinawa: Growth Performance, Carcass Traits and Meat Quality
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 121-129  発行年: 2017年10月10日 
JST資料番号: Y0196A  ISSN: 0913-882X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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沖縄県の在来豚であるアグーは,西洋系品種の普及により一時期,絶滅の危機に瀕していたものの,肉質に優れていることが評価され,ブランド豚として注目を集めている。しかしながら,その肉質についての知見は少ない。そこで,本研究では,アグーの品種特性を明らかにするため,アグー16頭(雌6頭,去勢10頭)と国内で広く用いられている三元交雑種(LWD)(デュロック種雄×F1交雑種雌;ランドレース×大ヨークシャー)18頭(雌9頭,去勢9頭)を110kgまで肥育し,発育,枝肉形質および肉質について調査を行った。発育と枝肉形質に関連する項目については,一日増体量,枝肉歩留りおよびロース面積は,アグーがLWDよりも有意に低かったのに対し,背脂肪厚はアグーが有意に厚かった。肉質に関連する項目については,加熱前の保水性は,アグーがLWDよりも有意に劣ったのに対し,加熱時の保水性を示す加熱損失率は,アグーが有意に優れていた。さらに,筋肉内脂肪含量と圧搾肉汁率もアグーがLWDよりも有意に高かった。背脂肪内層の脂肪酸組成において,アグーはLWDと比べて,一価不飽和脂肪酸含量が有意に高く,多価不飽和肪酸は有意に低かった。さらにアグーの脂肪融点は,LWDよりも有意に低かった。これらの結果から,アグーは国内で広く用いられているLWDと比べて発育や産肉量は劣るものの,特徴的な肉質を持つことが明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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豚  ,  食品の品質 
引用文献 (32件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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