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J-GLOBAL ID：201702262837866586   整理番号：17A0953258

ゲル濾過における界面活性剤組成勾配による半導体単層カーボンナノチューブの効率的な分離

Efficient separation of semiconducting single-wall carbon nanotubes by surfactant-composition gradient in gel filtration

著者 (4件)： THENDIE Boanerges (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  OMACHI Haruka (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  MIYATA Yasumitsu (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  SHINOHARA Hisanori (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 56  号： 1  ページ： 015101.1-015101.6  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゲル濾過は,半導体単層カーボンナノチューブ(s-SWCNT)を金属(m)ナノチューブから分離し,精製する強力な方法である。しかしながら,少量のm-SWCNTが通常残存し,こうして得られたs-SWCNTの純度が低下する。我々は,s-SWCNTの分離および純度に対する界面活性剤の濃度勾配による溶出の影響を調べた。我々が開発した制御低勾配溶出(CLGE)を利用することにより,s-SWCNTの純度は,従来の分離で得られた90%から94%に改善される。さらに,CLGEは,小径のs-SWCNTの直径に基づく分離を同時に可能にし,s-SWCNT分離のためのCLGEの利用が有望であることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *半導体 ,  *傾斜溶離法 ,  ヒドロゲル ,  水和物 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  純度 ,  高純度 ,  半導体カーボンナノチューブ ,  ステロイド ,  カルボン酸塩 ,  脂環式アルコール ,  ポリオール ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 半導体ナノチューブ

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  半導体薄膜  (BK14040E) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

物質索引 (2件)： コール酸ナトリウム ,  ドデシル硫酸ナトリウム

引用文献 (36件)：

• T. Dürkop, S. A. Getty, E. Cobas, and M. S. Fuhrer, Nano Lett. 4, 35 (2004).
• Q. Cao and J. A. Rogers, Adv. Mater. 21, 29 (2009).
• H. Okimoto, T. Takenobu, K. Yanagi, Y. Miyata, H. Shimotani, H. Kataura, and Y. Iwasa, Adv. Mater. 22, 3981 (2010).
• S. J. Kang, C. Kocabas, T. Ozel, M. Shim, N. Pimparkar, M. A. Alam, S. V. Rotkin, and J. A. Rogers, Nat. Nanotechnol. 2, 230 (2007).
• R. Saito, M. Fujita, G. Dresselhaus, and M. S. Dresselhaus, Appl. Phys. Lett. 60, 2204 (1992).

タイトルに関連する用語 (4件)： ゲル濾過 ,  界面活性剤 ,  組成勾配 ,  単層カーボンナノチューブ