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J-GLOBAL ID：201702267039689382   整理番号：17A1512784

福島の環境回復に向けた取り組み 第7回 福島沿岸域における放射性セシウムの動きと存在量

著者 (3件)： 乙坂重嘉 (日本原子力研究開発機構) ,  小林卓也 (日本原子力研究開発機構) ,  町田昌彦 (日本原子力研究開発機構)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 59  号： 11  ページ： 659-663  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1F事故によって環境に放出された放射性セシウムの約7割は海洋に運ばれたと見積もられている。政府等によるモニタリング調査に加えて,国内外の多くの機関の調査研究によって,放射性セシウムの海洋における分布や動態が浮き彫りとなってきた。時間的・空間的に連続した観測データを得ることが困難な海洋においては,数値シミュレーションが積極的に活用され,1F事故後に新たに得られた知見を踏まえ,さらなる改良が進められている。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  福島県 ,  原子力災害 ,  *セシウム137 ,  原子力発電所 ,  *沿岸帯 ,  放射能汚染 ,  汚染水 ,  港湾 ,  *環境放射能 ,  海洋汚濁 ,  海底堆積物 ,  海洋環境 ,  数値解析 ,  計算機シミュレーション ,  空間分布 ,  空間依存性 ,  時間依存性
準シソーラス用語： 時空間分布 ,  数値シミュレーション ,  福島第一原子力発電所 ,  *放射性セシウム

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (18件)：

• T. Kobayashi, H. Nagai, M. Chino, H. Kawamura: J. Nucl. Sci. Technol., 50, 255-264 (2013).
• G. Katata, M. Chino, T. Kobayashi, H. Terada, M. Ota, H. Nagai, M. Kajino, R. Draxler, M. C. Hort, A. Malo, T. Torii, Y. Sanada: Atmos. Chem. Phys., 15, 1029-1070 (2015).
• D. Tsumune, T. Tsubono, M. Aoyama, K. Hirose: J. Environ. Radioact., 111. 100-108. (2012).
• 上平雄基,川村英之,小林卓也,内山雄介:土木学会論文集B2(海岸工学),72,I_451-I_456,(2016).
• S. Otosaka, Y. Kato: Environ. Sci. Processes Impacts, 16, 978-990 (2014).

タイトルに関連する用語 (5件)： 福島 ,  環境回復 ,  沿岸域 ,  放射性セシウム ,  動き