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J-GLOBAL ID:201702268193067672   整理番号:17A1378490

蛍光と吸収スペクトル顕微鏡による2種のシアノバクテリアRivularia M261とAnabaena variabilis,からの末端異質細胞と栄養細胞におけるチラコイド膜の比較研究【Powered by NICT】

Comparative study of thylakoid membranes in terminal heterocysts and vegetative cells from two cyanobacteria, Rivularia M-261 and Anabaena variabilis, by fluorescence and absorption spectral microscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 1858  号:ページ: 742-749  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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固定窒素(例えば,アンモニアと硝酸塩)が限られている場合に異質細胞はいくつかの糸状シアノバクテリアにおける酸素発生光合成(栄養細胞)の細胞から分化した窒素固定細胞である。異質細胞はいくつかの属における10 20細胞の間隔(Anabaena variabilisを含む)と単一フィラメントにおける多重分離位置で現れた。他属では,単一異質細胞はフィラメント(Rivularia M261を含む)の基底末端でのみ現れた。このような形態学的多様性は異質細胞の異なる特性を必要とするかもしれない。しかし,異質細胞の違いの可能性は,主要な栄養細胞間の異質細胞の少数のために解明されていない。ここでは,個々の細胞におけるそれらのチラコイド膜を解析するRivulariaとA.variabilisに分光顕微鏡法を適用した。吸収及び蛍光スペクトルイメージングは,光化学系I(PSI),光化学系II(PSII)とフィコシアニンを含む集光フィコビリソームのサブユニット(PC)のような重要な光合成成分の濃度と相互接続を推定することを可能にした。Rivulariaの異質細胞におけるPCの濃度がA.variabilisのそれよりはるかに高かった。Rivularia異質細胞におけるPCの蛍光量子収率は,その栄養細胞のものと実質的に同じであることが分かったが,A.variabilisヘテロシストにおけるPCの蛍光量子収率は,その栄養細胞と比較して増強された。異質細胞のチラコイド膜におけるPSI濃度は両種の栄養細胞のそれとほぼ同じのままであると思われる。Rivularia異質細胞においてPSI単量体とPC六量体間の平均化学量論比は約1:1であると推定された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光合成  ,  微生物の生化学  ,  生体エネルギー論一般 

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