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J-GLOBAL ID:201702278429338644   整理番号:17A1955940

追肥量の違いが初夏どり茎ブロッコリーの生育,収量,アスコルビン酸含量,全糖含量,および硝酸イオン濃度に及ぼす影響

Effect of Different Supplemental Applications of Fertilizer on the Growth, Yield, Ascorbic Acid Content, Total Sugar Content, and Nitrate Concentration of Stem-Type Broccoli for Early Summer Harvesting
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 61-67  発行年: 2017年09月15日 
JST資料番号: L4299A  ISSN: 1341-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茎ブロッコリー‘スティックセニョール’を用い,追肥量を変えて栽培を行い,生育,収量,アスコルビン酸含量,全糖含量,硝酸イオン濃度に及ぼす影響を検討した。処理区は,追肥した窒素成分が15kg・10a-1,30kg・10a-1,45kg・10a-1,60kg・10a-1,75kg・10a-1となるように,本葉8枚目の展開初期,頂花蕾が見え始めたころ,および収穫開始期の3回追肥を行った5処理区(15N区,30N区,45N区,60N区,75N区)を設けた。調整重,乾物重は60N区と75N区が15N区よりも大きかった.茎径,可食部最大葉の葉長・葉身長・葉柄長・葉幅・葉重・SPAD値はいずれも処理区間で差はみられなかった。商品価値のある側枝の収穫本数では,45N区が最も多く,60N区,30N区,75N区,15N区の順に多かった。株あたりの収量は75N区が最も多く,60N区,45N区,30N区,15N区の順に多かった。アスコルビン酸含量は15N区が45N区と60N区より多かった。全糖含量は15N区が最も多く,75N区が最も少なかった。硝酸イオン濃度は15N区が最も低く,追肥量の増加にともない増加した。生育と収量では追肥量が多いほうが良く,品質では追肥量が少ないほうが良かった。そのため,茎ブロッコリーにおいて30N区の追肥量で生育と品質の両立が可能であると考えられた。(著者抄録)
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野菜  ,  食品の品質 
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