特許
J-GLOBAL ID:201703000447414951

運動努力をトリガとした同期的磁気刺激を行うリハビリテーションシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 森 義明 ,  市川 真樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-191972
公開番号(公開出願番号):特開2017-063971
出願日: 2015年09月29日
公開日(公表日): 2017年04月06日
要約:
【課題】患者の運動努力と患者の麻痺肢の筋収縮とを神経生理学的に結びつけ脳の可塑性を活用して神経ネットワークを再構築する効果的なリハビリテーションを行うシステムを提供する。【解決手段】筋肉の自発運動を検出する自発運動検出センサ1と、筋肉または筋肉を収縮させる運動神経を刺激するための末梢神経刺激コイル2と、該末梢神経刺激コイル2に電流を通電する末梢用磁気刺激電流供給装置10と、大脳の運動野を刺激するための脳刺激コイル5と、該脳刺激コイルに電流を通電する脳用磁気刺激電流供給装置11と、自発運動検出センサ1より検出された運動努力をトリガとして、前記末梢神経刺激コイル2から発生した磁気刺激パルスにより、筋肉または筋肉を収縮させる運動神経を磁気刺激し、その後、脳刺激コイル5から発生した磁気刺激パルスにより大脳の運動野を刺激するように各刺激コイル2、5の磁気刺激タイミングを制御する磁気刺激コントローラ9より構成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
体の麻痺部分に設置され、筋肉の自発運動を検出する筋肉の自発運動検出センサと、 前記麻痺部分の筋肉または筋肉を収縮させる運動神経を刺激するための末梢神経刺激コイルと、 該末梢神経刺激コイルに電流を通電する末梢用磁気刺激電流供給装置と、 前記麻痺部分の運動を司る大脳の運動野を刺激するための脳刺激コイルと、 該脳刺激コイルに電流を通電する脳用磁気刺激電流供給装置と、 自発運動検出センサより検出された運動努力信号をトリガとして、前記末梢用磁気刺激電流供給装置を作動させて前記末梢神経刺激コイルに通電し、前記末梢神経刺激コイルにて麻痺した筋肉または筋肉を収縮させる運動神経を該通電により発生した磁気刺激パルスにより磁気刺激し、その後、前記脳用磁気刺激電流供給装置を作動させて前記脳刺激コイルに通電し、前記脳刺激コイルにて大脳の運動野を該通電により発生した磁気刺激パルスにより磁気刺激し、大脳の運動野を刺激するように磁気刺激タイミングを制御する磁気刺激コントローラとで構成されたことを特徴とするリハビリテーションシステム。
IPC (1件):
A61N 1/40
FI (1件):
A61N1/40
Fターム (1件):
4C053LL20
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Induction of Cortical Plastic Changes in Wrist Muscles by Paired Associative Stimulation in the Reco
  • Induction of Cortical Plastic Changes in Wrist Muscles by Paired Associative Stimulation in the Reco

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