特許
J-GLOBAL ID:201703001106225910

可変容量型圧縮機用制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-170738
公開番号(公開出願番号):特開2016-205404
出願日: 2016年09月01日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】副弁体を確実に開弁させ得、圧縮機の運転効率を低下させることなく、圧縮機起動時において吐出容量が大きくなるまでに要する時間を短縮することができ、かつ、弁ロック等の作動不良を生じ難くできる可変容量型圧縮機用制御弁を提供する。【解決手段】クランク室の圧力PcをPs入出口を介して圧縮機の吸入室に逃がすための弁内逃がし通路16が主弁体15内に設けられるとともに、弁内逃がし通路を開閉する副弁体17が設けられ、電磁式アクチュエータ30の吸引力によりプランジャ37が最下降位置から上方向に連続的に移動せしめられるとき、プランジャと一緒に副弁体17が弁内逃がし通路16を閉じたまま上方向に移動するとともに、副弁体に追従するように主弁体15が上方向に移動せしめられ、主弁体により弁口22が閉じられた後、さらにプランジャが上方向に移動せしめられると、副弁体が弁内逃がし通路16を開く。【選択図】図4
請求項(抜粋):
弁口が設けられた弁室及び圧縮機の吸入室に連通するPs入出口を有し、前記弁口より上流側に圧縮機の吐出室に連通するPd導入口が設けられるとともに、前記弁口より下流側に前記圧縮機のクランク室に連通するPc入出口が設けられた弁本体と、前記弁口を開閉するための主弁体と、該主弁体を弁口開閉方向に移動させるためのプランジャを有する電磁式アクチュエータと、前記圧縮機から吸入圧力Psが前記Ps入出口を介して導入される感圧室と、該感圧室の圧力に応じて前記主弁体を弁口開閉方向に付勢する感圧応動部材と、を備え、前記クランク室の圧力Pcを前記Ps入出口を介して前記圧縮機の吸入室に逃がすための弁内逃がし通路が前記主弁体内に設けられるとともに、該弁内逃がし通路を開閉する副弁体が設けられ、 前記電磁式アクチュエータの吸引力により前記プランジャが最下降位置から上方向に連続的に移動せしめられるとき、前記プランジャと一緒に前記副弁体が前記弁内逃がし通路を閉じたまま上方向に移動するとともに、該副弁体に追従するように主弁体が上方向に移動せしめられ、前記主弁体により前記弁口が閉じられた後、さらに前記プランジャが上方向に移動せしめられると、前記副弁体が前記弁内逃がし通路を開くようにされていることを特徴とする可変容量型圧縮機用制御弁。
IPC (2件):
F04B 27/18 ,  F16K 11/048
FI (3件):
F04B27/18 B ,  F04B27/18 A ,  F16K11/048 Z
Fターム (44件):
3H067AA02 ,  3H067AA32 ,  3H067BB03 ,  3H067BB13 ,  3H067CC33 ,  3H067CC45 ,  3H067CC54 ,  3H067DD05 ,  3H067DD12 ,  3H067DD32 ,  3H067EA02 ,  3H067EB12 ,  3H067EB16 ,  3H067ED02 ,  3H067ED10 ,  3H067GG02 ,  3H067GG23 ,  3H076AA06 ,  3H076BB34 ,  3H076BB41 ,  3H076BB43 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC83 ,  3H076CC94 ,  3H076CC95 ,  3H106DA05 ,  3H106DA23 ,  3H106DA34 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB22 ,  3H106DB32 ,  3H106DC02 ,  3H106DC18 ,  3H106DD09 ,  3H106DD20 ,  3H106EE17 ,  3H106EE35 ,  3H106EE40 ,  3H106EE42 ,  3H106GA15 ,  3H106KK20 ,  3H106KK34
引用特許:
審査官引用 (4件)
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