特許
J-GLOBAL ID:201703002900235250
エレクトロガスアーク溶接方法及びエレクトロガスアーク溶接装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人栄光特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-060633
公開番号(公開出願番号):特開2017-030049
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】溶接作業性を損なうことなく溶接速度を速め、しかも溶接熱影響部の靱性を確保して溶接金属の機械的性質を改善できるエレクトロガスアーク溶接方法、及びエレクトロガスアーク溶接装置を提供する。【解決手段】エレクトロガスアーク溶接では、1対の被溶接板15A,15Bの開先11内に、単数又は複数の溶接トーチ21,23のトーチ先端を挿入し、3m以上の長さのパワーケーブルを介して溶接電流を流し、シールドガス雰囲気下で立向突合せ溶接を行う。溶接ワイヤ25,26に15〜30%のフラックス率を有するフラックス入りワイヤ、シールドガスにCO2濃度が50%以上のガスを用い、溶接電流としてパルス電流を用いる。パルス電流は、ピーク電流値に至るまでの立上り時間を0.1〜5.0msとし、パルスの周波数を20〜200Hzとした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1対の被溶接板の端部同士を、開先が上下方向に延在し、裏面側よりも表面側が幅広となるように対向配置させ、1対の前記被溶接板の前記開先が形成された部位の前記表面側に、前記開先に沿って上方へ摺動可能な摺動板を当接させ、前記被溶接板の前記裏面側に、固定された裏当材を当接させ、単数又は複数の溶接トーチのトーチ先端を前記開先内に挿入させて配し、
前記溶接トーチと溶接電源部との間、及び前記被溶接板と前記溶接電源部との間に3m以上の長さのパワーケーブルを接続し、
前記溶接トーチから前記開先内に挿入された溶接ワイヤと1対の前記被溶接板との間に、アーク電圧を印加して溶接電流を流し、前記摺動板を上方へ摺動させながらシールドガス雰囲気下で立向突合せ溶接を行うエレクトロガスアーク溶接方法であって、
前記溶接ワイヤに15〜30%のフラックス率を有するフラックス入りワイヤ、前記シールドガスにCO2濃度が50%以上のガス、前記溶接電流としてパルス電流を用い、
前記パルス電流は、ピーク電流値に至るまでの立上り時間が0.1〜5.0msであり、パルスの周波数が20〜200Hzであることを特徴とするエレクトロガスアーク溶接方法。
IPC (6件):
B23K 9/173
, B23K 9/00
, B23K 9/16
, B23K 37/06
, B23K 35/30
, B23K 35/362
FI (8件):
B23K9/173 B
, B23K9/173 C
, B23K9/173 E
, B23K9/00 109
, B23K9/16 J
, B23K37/06 P
, B23K35/30 320A
, B23K35/362 B
Fターム (29件):
4E001BB10
, 4E001CA02
, 4E001DA03
, 4E001DB01
, 4E001DB03
, 4E001DD04
, 4E001DE04
, 4E001DF01
, 4E001EA01
, 4E001EA02
, 4E001EA04
, 4E001EA05
, 4E001EA09
, 4E001QA04
, 4E001QA05
, 4E084AA03
, 4E084BA03
, 4E084BA04
, 4E084BA05
, 4E084BA06
, 4E084BA11
, 4E084BA12
, 4E084CA03
, 4E084CA18
, 4E084CA23
, 4E084CA24
, 4E084DA13
, 4E084EA06
, 4E084FA12
引用特許:
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