特許
J-GLOBAL ID:201703003374405940

トナー粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂田 健志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-040750
公開番号(公開出願番号):特開2017-156595
出願日: 2016年03月03日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】蒸留工程におけるトナー粒子間の合一を抑制し、かつ、画像特性に優れたトナー粒子を製造する懸濁重合法を提供する。【解決手段】(1)難水溶性の無機微粒子Aを含有する第1の水系媒体中で、該無機微粒子Aが表面に付着した重合性単量体および着色剤を含有する重合性単量体組成物の液滴を含有する分散液を得る造粒工程、(2)該重合性単量体を重合して重合体微粒子を得る重合工程、3)該重合体微粒子に残存する有機揮発物質を除去する蒸留工程を有し、該重合工程において、該分散液と、難水溶性の無機微粒子Bを含む第2の水系媒体とを混合し、該第1の水系媒体のpHにおける該液滴のゼータ電位Veの絶対値が1mV〜20mV、該無機微粒子Aのゼータ電位Vaおよび該無機微粒子Bのゼータ電位Vbが該液滴のゼータ電位Veに対して逆極性、該Vaの絶対値が1mV〜15mV、該Vaと該Vbが下記式(1)を満たす。|Vb|≧|Va|式(1)【選択図】なし
請求項(抜粋):
(1)重合性単量体および着色剤を含有する重合性単量体組成物を、難水溶性の無機微粒子Aを含有する第1の水系媒体中に分散させ、該無機微粒子Aが表面に付着した該重合性単量体組成物の液滴を含有する分散液を得る造粒工程、 (2)該液滴に含まれる該重合性単量体を重合して重合体微粒子を得る重合工程、 (3)該重合体微粒子に残存する有機揮発物質を除去する蒸留工程 を有するトナー粒子の製造方法において、 該重合工程において、該分散液と、難水溶性の無機微粒子Bを含む第2の水系媒体とを混合し、 該第1の水系媒体のpHにおける該液滴のゼータ電位Veの絶対値が1mV以上20mV以下であり、 該第1の水系媒体のpHにおける該無機微粒子Aのゼータ電位Vaおよび該第1の水系媒体のpHにおける該無機微粒子Bのゼータ電位Vbが、該液滴のゼータ電位Veに対して逆極性であり、 該Vaの絶対値が1mV以上15mV以下であり、 該Vaの絶対値と該Vbの絶対値とが下記式(1)を満たす ことを特徴とするトナー粒子の製造方法。 |Vb|≧|Va| 式(1)
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08
FI (3件):
G03G9/08 384 ,  G03G9/08 368 ,  G03G9/08 331
Fターム (9件):
2H500AA01 ,  2H500AA03 ,  2H500BA07 ,  2H500BA32 ,  2H500CA06 ,  2H500CB10 ,  2H500EA01F ,  2H500EA43F ,  2H500EA52F
引用特許:
審査官引用 (13件)
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